中央アルプス 桂小場から木曽駒ヶ岳 今シーズン初雪山へ① 2022.11.27~28
久しぶりの雪山
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
中央アルプス・雪山
<コース:1日目>
桂小場(9:10)~野田場(10:45)~大樽小屋(12:15)~胸突きの頭(14:05)~西駒山荘(15:00)
11月下旬。標高の高い山にはそろそろ雪が着いたようなので、雪山に慣れておこうという事で木曽駒ヶ岳へ出かけました。とはいってもロープウェイではなく、テント泊装備で桂小場からスタート。
土曜日は午前中、小雨の予報だったのでゆっくりめの出発。桂小場の駐車場は閑散としていました。
閑散とした桂小場
稜線に雪はついていても中腹以下はまだ晩秋の気配。落ち葉の積もった登山道を黙々と歩いて行きます。久しぶりの雪山テント泊装備が肩に食い込みます。
序盤は晩秋の気配
大樽小屋で昼食を摂っていると日帰り装備の男性が下りてきました。雪はこの少し上から出だすのと稜線の風は結構強いとの事。雪は情報通り2300m辺りから出てきました。
雪が出て来た
胸突きの頭でグローブを2重にし、ニット帽を被って風に備えます。稜線は10~20cmの積雪。風も結構吹いています。
稜線に出た
風は思いの他強く、うっかりすると煽られてバランスを崩しそうになる位。雪の表面も風に吹かれてクラストしている斜面もありました。まだアイゼンを着けていなかったので、必死に靴を蹴り込みます。
風が強い
登山道は稜線の東側をトラバースして付けられていたので、風除けしながら歩けるなあと思っていたら、テープが張られ通行止め(冬季対応)。仕方ないので稜線伝いにアップダウンを繰り返します。
尾根芯を行く
アップダウンが結構あるなあ
将棋頭山のピークを越えると西駒山荘がが下に見えます。慎重に斜面を下りて石室に入るとやっと人心地つきました。
将棋頭山を下る
西駒山荘
石室は既に4人パーティーと単独の方がおられましたが、我々のテントも中に張れそう。床の上には吹き込んだ雪が固まっていたので、たわしで丁寧にこそぎ落としてからテントを張ります。
4人テントは若干はみ出ましたが、寝るには支障ないぐらい。風もなく、下も雪じゃないので超快適なテンバとなりました。
丁寧に雪を落としてからテントを張ります
テントを張ったらさっそく鍋の準備をして乾杯。楽しい夜になりました。ただ、今夜はお隣さんがすぐ近くなので20時には就寝。久しぶりの重荷もあってすぐに眠ってしまいました。
<2日目へ続く>