鈴鹿 2021秋季登山講習会・読図訓練 仕込み編 2021.11.13
この山中に眠る宝を探せ
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
鈴鹿・登山
<コース>
朝明P(9:00)~カクレ谷左岸尾根~P1081(11:05)~県境尾根~上水晶谷右岸尾根~P995(11:40)~鈴鹿の上高地(12:25~12:45)~タケ谷~P807(13:20)~根の平峠(13:35)~朝明P(14:25)
春と秋の2回実施する事になっているサークルの登山講習会。これまではハイキングのセルフレスキュー講座を主にやっていましたが、久しぶりに読図講習をする事に。
スマホによるGPSナビゲーションが当たり前になった今、紙の地図とコンパスを使っている人は殆どいませんが、イザという時(スマホの破損、水没、電池切れ)の為にはやっぱり必要。どうせやるならみんなが興味を持って楽しめる方法は・・と考えて、事前に仕込んだ宝を地図を頼りに探し出す宝探し方式にしました。
宝はたばっちの強い要望で「ドラゴンボール」。最初は石に色を塗って作ろうかという意見もありましたが、重いし持ち運びが大変なので円盤状の木片を買ってきてそれっぽく仕立てます。うーん、なかなかの出来栄え。
ドラゴンボール(に見える?)
本番の前日、朝明に集合。事前にメンバーで考えたドラゴンボールの隠し場所候補地を実際に歩きながら、見当をつけていきます。あまり難易度の高い場所では時間切れになったり、本当に道迷いになりかねません。また、あまり簡単な所では訓練にならないし。
基本、登山道から少し離れて地形図を読まないと場所が特定できない所、尚且つ、地形図で容易に読み取れるような地形に特徴のある場所、そして歩くのみ危険のない場所を探しながら歩いていきます。
最初はカクレ谷の左岸尾根を登り、ブナ清水から稜線へ上がる登山道の近くに一つ、県境尾根から上水晶谷右岸尾根を下り、P995に一つ、鈴鹿の上高地では桂の大木の中に一つ。地形図だけでは見つけにくい場所にはケルンも積んでおきます。
こんな感じかな
雨乞岳が見える
バランス岩
これならわかるでしょ
紅葉は最盛期
7つの内、3つ隠した時点でいい時間になってしまったので、タケ谷から朝明へ戻る途中に4つ隠していきます。なかなか難しいですね。
ここにも一つ
ケルンと共に
こんなんでいいかな
これで最後
何とか予定時間内に朝明に戻る事ができ、ほっと一安心。一旦、帰宅するたばっちに宝の地図と手掛かりメモ作成をお願いし、テント泊チームと合流。明日は上手く行くといいなあ。
今回のコース