鈴鹿 下谷尻谷 沢登り ホーム鈴鹿でのんびり沢泊 2021.09.25-26
雨でも楽し
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 9名
<山域・形態>
<コース:1日目>
朝明(9:15)~ハト峰峠(10:30~10:50)~ヒロ沢(11:35~12:05)~谷尻谷出合(13:05)~コリカキ場(15:40)・泊
久しぶりに北アルプスに遠征しようと考えていましたが、天気が怪しいので中止。紀伊半島の天気の今一なので、鈴鹿での沢泊を企画します。
同じタイミングで企画されていた台高沢泊も中止になり、行き場がなくなったそれぞれのメンバーが合流。総勢9名のにぎやかな山行になりました。
行先は愛知川支流の谷尻谷。愛知川から下谷尻谷に入り、コリカキ場付近で泊。翌日、上谷尻をイブネまで詰める計画です。コリカキ場まで日帰り遡行したのは実に14年前。懐かしいなあ・・
<2007年の記録>
朝明を出発し、ハト峰まで登ります。沢を始めたころに愛知川へ向かった懐かしの道。のんびり歩いて1時間余りで到着です。写真を見比べるとハト峰もかなり浸食が進んだなあって感じ。
朝明を出発
縄弛み堰堤
ハト峰
ハト峰からヒロ沢へ下っていく途中になんとナメコタワーを発見しました。ナメコの時期には未だ早いのにラッキー。早速収穫します。
ナメコタワー発見
ヒロ沢出合いから下谷尻谷出合いまではキャニオニングが楽しい区間。ですが、もうすでに9月下旬なので、右岸の登山道を巻き下ります。寒いのなんて関係ねーというメンバー数名は果敢に水に飛び込んでいきました。
ヒロ沢出合
登山道の人と
水線の人に分かれる
もう9月後半だけど
そんなの関係ない
天狗滝の上でいったん全員合流。天狗滝の下降を試みましたが飛び込むには釜が浅そう、クライムダウンも大荷物では水流に振られそうだったので巻きルート滝の下に出ます。
天狗滝の淵は浅くなているみたい
巻き道で降りて
天狗滝
天狗滝から下谷尻谷出合いまでは全員水線通しで下ります。泳ぎもまだまだ大丈夫やっぱり沢は泳いでなんぼですね。
ここから全員で水線を下降
反転して泳ぐパロチン
楽しそうなさやか嬢
下谷尻谷出合いは左岸(下流側)のルンゼから巻きます。残置ロープが片付けられていたので懸垂下降で谷におりました。
谷尻谷出合
左岸のルンゼから懸垂で入渓
谷尻谷は岩が詰まったちょっとしたゴルジュ状。核心のCS滝は右岸からショルダーを交えて超えましたが、なかなか難しく、半分のメンバーは左岸のバンドから巻きました。
ショルダーで登ったり
巻いたり
岩堤の滝が出てきたらコリカキ場まであと少し。ここは見せ場とばかりに滝下を潜るメンバーも。
岩堤の滝
シャワー!
コリカキ場では先客(単独の男性、釣り人)がいたので、少し上流の台地でキャンプ設営。テント、ツエルト、ハンモック(タープ付き)とバリエーション豊かです。そして盛大に焚火を囲んでそれぞれ料理を楽しみます。焚火でベーコンを炙る人、パン生地を木の枝に巻き付けて焼く人、私はキノコとベーコンのアフィージョを作ってみました。
焚火を囲んで美味しい料理?を楽しむ
キノコとベーコンのアヒージョ
ひたすらベーコンを炙るいさおさん
お酒が回ってくるといい気分。みんな焚火の横でごろ寝を始めます。これが沢泊の醍醐味かなあ。たくさんのメンバーで来れて本当に良かった。
みんないい気分
焚火の横で寝るというメンバーを残してテントに引き上げてしばらくすると、テントを叩く雨音が・・・。野宿メンバーも避難してきました。夜中のうちに止むかなあと思っていましたが、結局夜の間中、雨は止みませんでした。
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【2日目】
コリカキ場(8:35)~お金峠(8:55)~お金明神~愛知川左岸登山道(9:30)~ヒロ沢(10:05)~ハト峰峠(11:00)~朝明(12:00)
朝起きるとまだ雨が降っています。ツエルトのメンバーが心配でしたが、何とかシュラフが濡れるまでには至っていなかったようです。こんな天気では展望も望めないので
最短コースで下山する事に。
ツエルト組は結構大変だった模様
集合写真
お金峠を越えてお金明神に立ち寄り、愛知川左岸の登山道を歩いてヒロ沢~ハト峰へと向かいます。幸い、本流の増水も大した事が無かったので渡渉も問題なし。3時間半ほどで朝明まで戻る事ができました。
お金明神に参詣し
愛知川左岸に到着
増水前に渡渉して
ガスガスの朝明へ
朝明で装備を解いて解散。天気のおかげで思い通りの山行にはなりませんでしたが、大勢のメンバーとワイワイ沢泊を楽しむ事ができ、何だか楽しかったなあ。
参加の皆さん、ありがとうございました。