鈴鹿 蛇谷 沢登り 2021.05.23
緊張の滝登り
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 7名
<山域・形態>
<コース>
宇賀渓駐車場7:00〜魚止滝7:30〜蛇谷出合い8:15〜五階滝8:45〜CS滝9:45〜四連の滝10:00〜8Mの滝13:00〜逆くの字斜滝13:45〜金山尾根登山道15:00〜宇賀渓駐車場17:00
焼合谷の翌日は初夏の定番、蛇谷に出撃です。シロヤシオの開花時期なので宇賀渓は車でいっぱい。6:30なのに臨時駐車場に誘導されました。
車であふれる宇賀渓
林道を少し歩いて吊り橋があった所から入渓します。魚止め滝は巻いてその上から本格的に遡行開始。まだまだ寒いのにマサさんは無駄に水線を攻めています。
ここから入渓
魚止滝 (今回は巻き)
放し飼いのマサさん
途中の難所は協力して進みます。魚止め滝から燕滝まで1時間弱。いいウォーミングアップになりました。
難所は強力して超える
燕滝
蛇谷出合が左岸を巻いて30m滝の下まで。30m滝は右岸のルンゼから巻き上がります。高度感はありますが、木の根を掴んでモンキークライム。
蛇谷出合の15m滝
左のルンゼから巻き
登山道を横切ったら五階滝。滝の右からロープを出して登ります。難しくはありませんが乗越しの所は手掛かりが少ないので木を頼りに登ります。
五階滝
ロープを出して登る
ここで、五階滝を巻いて来た後続Pに追い越されます。沢で他のパーティーに会う事は珍しいのですが、さすがにこの時期人気の竜ヶ岳です。その上の水平ゴルジュやCS滝はシャワーで快適に越えて行きます。
水平廊下
右から登って岩の下を潜る
核心の2連の滝でも大人数のPが左から滝を巻いて追い越して行きました。人気あるなあ・・。
ここはマサさんリードでロープを伸ばします。支点は落ち口に打たれたボルトで取りました。沢登り3回目のミカさんも頑張って登ってきました。
マサさんリードで
ドキドキしながら登る
みかさん、がんばる
その上の滝も左側にロープを伸ばします。ここは中々中間支点が取れず、緊張します。
その上の滝も曲者
その後も滝がこれでもかと出て来るので水を浴びながらどんどん登って行きます。日差しがあるとシャワーも気になりません。倒木が刺さっていた滝は右から巻き上がります。
もろ被り
CS8m滝は右岸のバンドから乗越します。その上の2条の滝は水量が多いので巻き。谷はだんだん細くなっていきます。
8m滝
左のバンドから
水量多いので今回は巻き
これは左から巻き
最後の連瀑帯を越えると笹に覆われた源頭部に飛び出します。残念ながらシロヤシオはこの前の大雨で落花してしまったようでした。鹿の群れがサファリパークの様に走り回っています。
まだまだ滝が出て来る
これが最後かな
まだあった~
源頭部に出た
忠実に谷を詰め、竜ヶ岳山頂はパスして金山尾根に出ます。時間も遅いので登山道を歩く人影もまばら。
竜ヶ岳
頂上はパスして金山尾根へ
快晴でした
金山尾根を下りて宇賀渓に着くと残っている車は数台だけ、今日も良く遊びました。
滝がいっぱいの蛇谷。面白さでは鈴鹿の沢でも屈指の部類。何回来ても楽しいです。初めてのメンバーも楽しんでもらえたようで良かった。参加の皆さんありがとうございました。