台高 風折川支流 又剣谷 沢登り 2023.07.02
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 5名
<山域・形態>
台高・沢登り
<コース>
林道(8:20)~又剣谷出合(8:30)~第1ゴルジュ(9:30)~2段17m滝(12:15)~飯場跡(14:00)~P834架線場跡(15:30)~又剣谷出合(17:10)~林道(17:20)
7月に入り、気温も上がってきました。沢シーズンも本格化。6月は初級者向けの沢が続いたので久しぶりに未見の沢へ行くことにします。
台高の又剣谷は大台ヶ原よりもさらに南の谷。少し遠いので中々足が向きませんでしたが思い切っていってみる事に。R169を南下し、上北山村の道の駅から先の小橡集落から風折谷の林道へ進み、出合い付近に駐車します。
河原に降りて少し歩くと又剣谷の出合い。堰堤を越えて進んで行くと小滝が現れます。なべちゃんは早速突っ込んでいきますが、水量が多いので突破は無理かな。
又剣谷出合
小滝が現れる
突破は無理かな
次に現れるナメも水量が多くて迫力あり。水線をバシャバシャと進んで行きます。今日は楽しい遡行になりそうです。
ナメも迫力
バシャバシャと進む
第1ゴルジュは入口の釜を泳いで突破しようとしましたが、水流に跳ね返されて進入出来ず。上の30m滝と一緒にまとめて右岸から巻きました。
第1ゴルジュは水流に阻まれる
進入出来ず
右岸から巻く
谷はナメ滝はミニゴルジュが次々と現れます。もう泳いでも全然寒くないのでみんな必要以上に水線攻め。やっぱり気温が高いと楽しめます。第2ゴルジュはいつの間にか通過してしまいました。
突っ張って突破
ナメ
ミニゴルジュ
水線攻め
この辺が第2ゴルジュ?
真ん中行けますよ
谷が左にカーブすると第3ゴルジュ入口の2段17m滝。釜からの取り付きが厳しそうだったので右岸をへつって中段に上がり、そこからは水線を直登り。ちょっと高度感がありますが、フリクションも良く楽しい突破でした。
2段17m滝
思わずニンマリ
右岸をへつって突破
後続も続く
40m滝はとても登れそうにないので記念撮影をして左岸から巻きます。それほど難しい巻きではありませんでした。
40m滝下で記念撮影
修行する二人
40m滝上も小滝が続きまだまだ楽しめます。ナメを越えると源流の雰囲気になり、ドラム缶の転がる飯場跡のようなところに出ました。
まだまだシャワーが楽しめる
きもちいい~
ステミングで突破
ナメ
飯場跡
今回は林道に車をデポしていないので、ここで遡行を打ち切り支谷に入って左岸の尾根を登ります。尾根上には植林小屋の残骸がありました。
朽ちかけの小屋
あとは薄い踏み跡を辿って又剣谷の出合まで。暑い中の尾根歩きは堪えます。谷に戻ってクールダウン。
P834にはプレートが
クールダウン
又剣谷はナメ、小滝、ゴルジュが適度に配置され遡行していてとても面白い沢でした。植林化が進んでいるのと上部に林道がある為、ちょっと人くさい感じもしますが、それを補って余りある楽しい谷。また訪れても良いなあって感じでした。
参加の皆さんありがとうございました。