晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

上信越 魚野川本流遡行 3日目 2019.08.13

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ヤブコギ・・・

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4+1名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

信越沢登

 

<コース>

C2(7:05)~南沢出合(7:50)~北沢~Ca1900(10:45)~ヤブ漕ぎ~登山道(11:55)~寺子屋峰(12:30)~東館山山頂駅(13:50)

 

 2泊目のタープ泊も快適な朝を迎える。今日の核心は稜線に出るまでのヤブコギだ。果たしてどうなる事やら。昨日と同じようなペースで出発の準備をし7時過ぎに出発。

 

 

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朝の風景

 歩き初めてすぐに芝沢の出合付近。初日から前後しながら歩いている3人パーティーの方たちが出発の準備をしていた。ここがガイド本にあるテン場なのだろうか。周りの木には20cm以下のイワナはリリースとある。という事は普通に20cm以上のイワナが釣れるという事なのだろうか。

 

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20cm以下はリリース

 小滝は出て来るが難所というほどのものは無い。晴天の下、気持ちよく水の中をバシャバシャと歩いて行く。

 

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滝はあるけど

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まだまだ水が豊富

 南沢との出合にもきれいに整地されたテン場跡。魚野川は秘境とはいいながら入渓者の多い人臭い沢だなあ。北沢に進むと谷は徐々に細くなってくる。

 

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谷の規模が小さくなってきた

 谷の方向が南を向いた辺りCa1790mで西から流れ込む支流に入る。谷はどんどん小さくなり、周りの雑木が覆いかぶさってくるがまだ何とか普通に歩ける。

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まだ何とか歩いていける

 Ca1900mで寺子屋峰から南の尾根の鞍部を目指してヤブコギ開始。鞍部まで標高差50m 30分で稜線に出るつもりだったが、数m先が見えないヤブに方向を見失い、50mも余分にヤブを漕いでしまった。それでも何とか1時間程度で登山道に飛び出した。

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稜線を目指すも

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これぞヤブコギ

 登山道に出たら快適そのもの。寺子屋峰で昼食休憩を取り、後はスキー場を歩いて東館山のゴンドラ山頂駅まで。ゴンドラで一気に下れば発哺温泉だ。

 

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スキー場を下る。

 後はデポ車で再び切明温泉に向かい、秘湯で汗を流して帰路に着いた。天気に恵まれ穏やかな沢旅を楽しむ事が出来、いいお盆遠征だった。

 

 参加の皆様お疲れ様でした。