上信越 魚野川本流遡行 2日目 2019.08.12
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4+1名
<山域・形態>
<コース>
C1(7:15)~奥ゼン沢出合(10:05)~小ゼン沢出合(10:50)~庄九郎沢(11:15)~C2(14:15)
泊地はいやな虫もおらず快適な一夜だった。ナマリ岩で泊まっていたパーティを見送って7時過ぎに出発。
歩き初めてすぐに淵が現れた。朝一から泳ぐのも気が進まないので左からの突破を試みる。フィックスロープは無視して左の岩の間を登ったが、ちょっと小難しく、なおちゃんが足を滑らせて胸を打ってしまった。一瞬、ひやっとしたが何とか歩けそうなので遡行再開。
やがて前方に巨大なスクリーンの様な滝が現れた。カドキリゼンだ。ここは左からなべちゃんのリードで突破。スタンスが細かいので後続にはロープを出した。
カドキリゼンを皮切りにナメ滝が次々と現れる。イワスゴゼンは右から巻き気味に登る。スリバチゼンも右から巻き気味、ヘリトリゼンはやはり右から直登(だったかな)
現れる滝も難所というほどでもないので快適な沢旅が続く。周りはブナ、ミズナラの大木に囲まれ癒しの空間。コゼン沢出合を過ぎ、燕ゼンを超えると快適なテン場があった。でも時間が早いので先に進む。
庄九郎沢出合を過ぎるときれいな一枚岩のナメ床が現れる。この辺りは溶岩地形なのだろうか。飛騨の沢上谷みたいだ。
庄九郎大滝は右のルンゼから大巻き。巻きの途中にボロボロのフィックスロープのあるトラバースルートがあったが、あまりにも怖そうなのでそのままルンゼを詰めると踏み跡が出てきて簡単に沢に復帰出来た。
そろそろ今日のテン場が気になりだす頃。快適なテン場は限られていそうで我々は5人の大人数。南沢の出合までにいいところを見つけたい。先行Pも後続Pも目指す所はガイド本にある芝沢付近だという。秘境と言えどメジャー沢は賑やかだ。
件の芝沢に着くまでに快適なテン場を見つけたのですぐに場所確保。すぐに後続Pが来たので滑り込みセーフで確保できた感じ。すぐに薪を集め焚火の準備。倒木から鋸を使って切り出すとそれ程苦労せずに集まった。
今日もmichi君がテン場のすぐ下で2匹釣り上げてくれたので今日は塩焼きにして順番にかぶり着く。なおちゃんはこれをやるのが念願だったらしい。満足した?
あとは焚火囲んで楽しい宴会。やっぱり沢泊は楽しいなあ。
つづく