晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

御池岳 テント泊 1日目 2018.02.17

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みんなでかまくら作り


<メンバー>

<山域、形態>
鈴鹿、ハイキング

<コース>
山口(7:10)~犬返し谷左岸尾根取り付き(8:25)カタクリ(10:10)
~テン場(10:30)

<天気>
曇りのち雪

 昔はサークルの冬の一大イベントだった冬の御池岳テント泊。参加人数が少なくて廃れた時期もあったが最近はまた盛り上がってきた。今年も日帰り2人を含む9人のメンバーで御池岳に向かう。

 天気予報では降水確率20%だったが何だか小雨がぱらついている。まあ、そのうち止むだろうと国道306をテクテク歩きだす。ゲート付近では雪はほとんど無く楽ちんだ。今年は雪が多いと思ったが、鈴鹿ではそうでもなさそうだ。

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R306ゲート

 歩いているうちに空はどんどん雲で覆われ、ガスに包まれてくる。うーん、こんなはずじゃなかったのに。1時間と少し歩いて犬返し谷左岸尾根取り付きに到着。

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雪・・

 尾根を登るにつれ、雪、風がどんどん強くなってくる。予定ではテーブルランドまで上がるつもりだったけどこりゃ無理だなあ。どこでテントを張ろうか考えながら黙々と高度を上げる。

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吹雪も元気

 久しぶりのテント泊装備にペースが上がらず、カタクリ峠まで2時間近くかかってしまった。カタクリ峠にはシェルターらしき雪壁が。

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カタックリ峠でシェルター?

 今日は風が強いのでテーブルランドは諦め、風を避けられる谷筋にテン場を探す。カタクリ峠から真の谷に向かって10分ほど歩いた所でいい場所を見つけたので、そこをキャンプ地にする。

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真の谷に向かう

 キャンプ地についたらテントを設営。風よけのブロックを積んだらかまくら作りに着手する。吹雪いているのにみんな働きものだ。

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吹雪の中、ブロックを積む

 最初はザックの上に雪をかぶせて山を作る。今回は7人でご飯が食べられるかまくらを作りたいのでそれなりの大きさが必要だ。

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次にかまくら作り

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山を作って

 山が適当な大きさになったら横穴を掘ってザックを取り出す。後は少しずつ中を掘り広げる。テーブルを作ったら完成。

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横穴を掘る

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テーブルを作って


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完成

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テントはこんな感じ

 予定の関係で今日中に下山しなくてはいけない二人を見送ったらかまくらの中で楽しい宴会。外は吹雪だけどかまくらの中は(外より)暖かく風もない。昼過ぎの3時から9時まで延々と食べて飲んでもうお腹いっぱいだ。

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帰って行く二人

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楽しい宴会

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おやつ

 もういい時間になったのでそろそろ就寝。女子はこのままかまくらで寝るそうなので、男子だけテントに移動。雪は夜の間ずっと降り続いたけど、シュラフは暖かくぬくぬくと眠れた。

 天気はいまいちだったけど、かまくらつくりと宴会にたっぷりと時間をかけられたので、結果オーライだけどいい1日目だった。