晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

西穂独標でアイゼントレ 2017.12.23

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独標の青空


<メンバー>

<山域、形態>

<コース>
新穂高RW西穂高口駅(10:00)~西穂山荘(11:10)~西穂独標(12:5013:30)
~西穂山荘(14:1014:45)新穂高RW西穂高口駅(15:40)

<天気>
雪のち晴れ

 アイゼントレステップ2は本当の雪の上で実践。という事で西穂独表を目指す。一番熱心な生徒がインフルエンザで欠席なのはちょっと残念。

 天気図では移動性高気圧に覆われて快晴と思っていたが、気圧の谷の通過で午前中は吹雪模様。それでも年末に向けたとレーニングなのか多くのテント泊パーティーでRW駅から西穂山荘までは渋滞気味。

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なんだか曇ってる

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渋滞中

 のろのろと歩いて西穂山荘に到着。西穂山荘前はさながらテント村のようになっている。やっぱりシーズン初めにこういうテント泊の練習をしておくべきなんだろうなあ。

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山荘に到着

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テント村

 西穂で一服したら独標を目指す。今日はトレーニングなので視界が悪かろうが関係ない。風が強いのでゴーグル+バラクラバの完全装備。いい確認になった。

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視界悪い~

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誰かわからんね

 ガスの中、順調に歩みを進めて独標基部の到着。アイゼン、ピッケルワークを確認しながら慎重に登る。独標の上では風も収まって来たので少しノンビリ。(天気が悪いのでピラミッドピークはあきらめます)

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独標へ取り付き

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独標の上(ガスガスですが)

 たくさんの人が登ってくるのでここでも渋滞。人が少なくなるのを見計らって独標を降りると図ったかのように青空が広がってきた。

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独標の青空

 基部まで降りると人が集まっている。どうも独標直下で別パーティが滑落した模様。上からはどこまで落ちたのか見えない程で、うかつに手助けする訳にも行かず、何とも無念だ。(後でヘリの音がしたので救助されたのかも)

 山荘までの帰路はガスも晴れ、広がる絶景に感動しながら歩く。やっぱり雪山はやめられないなあ。

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真っ青

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霞沢岳

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西穂山荘までの稜線

 山荘手前の斜面で少しだけロープワーク、滑落停止の練習。これで年明けからの本番も大丈夫かな。

 参加の皆さんありがとうございました。


青空~


これだからやめられない