晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北鎌尾根から槍ヶ岳 ② 2017.08.27

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独標から槍ヶ岳


<メンバー>

<山域、形態>
北アルプス バリエーション

<コース>
北鎌沢出合(4:30)~北鎌沢のコル(6:40)~独標(9:40)

<天気>
晴れ

 そういえば、今日(28日)は24時間テレビでイモトアヤコが槍ヶ岳に登るらしい。感動の登頂シーン撮影中に祠の裏からひょっこり現れる事になったり、頂上へ立ち入るのが規制されたりすると嫌なので早目の出発。4:30だとまだ辺りは真っ暗だ。

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真っ暗の中スタート

 前日の雨のせいか北鎌沢は水量が多くまるで沢登り。でもみんな沢経験豊富なので登る事は問題ない。ただ、標高差500mはやはりしんどい。

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まるで沢登

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明るくなって来た

 コースミスをする事なくすんなりコルへ到着。平坦地はテント2張り程度の広さで先客がいると厳しい。何より水を持ち上げないといけないのがつらいかも。少人数快速パーティーで挑戦する事があったらここかもう少し先まで頑張ってみよう。

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コル

 コルから独標基部までは踏み跡も明瞭で一般登山道のような感じ。アップダウンを繰り返しながら歩いて行くが、危険を感じるような場所は無い。天気は最高で北アルプスのど真ん中の展望台を歩いているような気分だ。

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踏み跡は明瞭

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独標が見えてきた

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独標

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いい眺めだね


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みんな元気いっぱい

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アップダウンが続く

 独標基部が近づいてくる。この辺りで昨日、コルで泊まっていた先行Pに追いつき、前後する事になる(やっぱり先客がいた、登らなくて良かった)。

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独標基部が近づく

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前回、どう越えたっけ

 TYっさんが独標への直登の記録を見たと言っていたが、今の我々ではちょっと登れる気がしない。ここはオーソドックに右からのトラバースで巻く事に。

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ここ直登は厳しいんじゃない?

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セオリー通り巻き

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(逆)コの字

 巻いた後は直進する踏み跡に惑わされず、ちょっとした岩場を登って独標に。槍ヶ岳が目の前にバーンとそびえていて最高の眺め。前回来た時はこの辺りまでまだガスっていたような感じ。しばらく写真撮影タイム。

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独標

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西鎌尾根の向こうに笠ヶ岳から黒部五郎

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EDちゃん、いいねえ~

 出発からここまで5時間。急いでいた訳では無いけど思ったよりも時間がかかっている。やっぱり1泊で抜けるにはそれなりに頑張らないといけないなあと改めて思う。

つづく