晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥秩父 笛吹川東沢釜ノ沢 ① 2016.06.24

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新緑の沢

 

<メンバー>
サークル 10人

 

<山域、形態>
秩父 沢登

 

<コース>
西沢渓谷P(11:20)~鶏冠谷出合(12:15)~ほら貝のゴルジュ(13:25)~魚留の滝(16:25)~泊地(17:20)

 

 本格的な夏を前に沢泊の楽しさを知ってもらおうと遠征を企画する。少々の雨でも遡行でき、尚且つ易しく見た目が美しい、おまけにゴールが有名な山・・ということで奥秩父の笛吹き川、釜ノ沢に決定。

 

 美しい滑滝と焚き火の夜、ゴールが日本百名山という宣伝文句に10名の仲間が集まった。雨でも焚き火が楽しめるよう、泊まり装備とは別に大きなブルーシートを担ぐ。うーん、1泊とは思えない重さになってしまった。

 

 当日は雨だが昼には上がるという予報。朝、愛知を朝出し、西沢渓谷には昼前に到着。読みどおり駐車場で沢装備に着替える頃には晴れ間が出てきた。

 

 西沢渓谷の遊歩道から外れ、鶏冠谷の出合いの少し手前から入渓。水は冷たいが新緑が美しい。困難なところがあっても基本、古い山道の跡が近くを通っているので簡単に巻く事が出来る。

 

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笛吹川を遡るの碑

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入渓

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新緑がきれい

 

 ホラ貝のゴルジュの入り口を覗くのに少しだけ泳いで見る。水温がかなり低くEDちゃんは危うく溺れかけ、Yっさんは体が冷え切って動けなくなってしまった。私とTよっさんは肉厚なので平気。

 

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泳ぐにはちょっと早かったか

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ほら貝のゴルジュ

 

 ほら貝のゴルジュを巻きあがると雰囲気が変わりナメ地形になる。乙女の滝では我が会が誇る乙女たちの記念撮影。

 

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乙女の滝と乙女たち

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乙女の滝と乙女から一番遠いTよっさん

 

 東ノナメ沢、西ノナメ沢とこの沢特有のナメ滝観光をしながら進んでいくが、そろそろ時間が気になって来る。予定では両門の滝の上のテン場まで行きたかったが出発が遅かったので果たしてどこまでいけるだろうか。
 

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ザブザブ進んで

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東のナメ沢

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滑らないように気をつけて

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西のナメ沢

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渡渉は協力して

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しつこく水と戯れるTよっさん

 

 結局、魚留め滝を過ぎ、千丈のナメを超えた辺りで適当な幕営地を見つけた。テント2張りとタープ1張りで10人収容可能。心配した雨も無く、焚き火囲んでの楽しく宴会。寒さを心配していたメンバーもいたが、焚き火で服を乾かせば何にも問題無かったようだ。男性+好奇心旺盛なTBっちはタープの下、残りのメンバーはテントに別れて就寝。
 

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魚留滝(まだ泳ぐTよっさん)

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元気なEDちゃん
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千丈のナメ

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ここを登って

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焚火タイム

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ごはんも上手くできた

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お尻を乾かそう~

 

 明日も長丁場なのでみんな頑張りましょう。 

 

 続く