晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 池ヶ谷から入道ヶ岳 沢登り(2021沢初め) 2021.03.14

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落ちる訳にはいかない

 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4名 

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

鈴鹿沢登

 

<コース>

小岐須渓谷P(8:00)~屏風岩(8:50)~池ヶ谷出合(9:20)~池ヶ谷遡行~Ca750m昼食(11:50~12:15)~入道ヶ岳(12:35)~奥宮(12:45)~松の木谷下降開始(13:00)~松ノ木谷下降~大岩谷(15:00)~大石橋(15:30)~小岐須渓谷P(15:50)

 

 2021年の沢初めは鈴鹿の池ヶ谷から入道ヶ岳。沢を始めた頃は何回か通ったけど、前回来たのは何と10年前でした。

 

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 池ヶ谷だけだとあっという間に終わってしまうので、今回は小岐須渓谷からスタート。駐車場のからすぐに谷下りて行きます。3月の水はやっぱり冷たい。

 

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 まずは入渓(冷たい~)

 

 すぐにゴルジュが始まります。この時期泳ぐのは勘弁なので上手くヘツリながら進みます。夏より難易度アップです。ゴルジュを越えたら一旦林道に上がります。

 

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失敗の許されないヘツリ

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ロープで補助しながら

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この滝を越えた所で

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林道に上がります

 

 でもって屏風岩を見物する為に再び谷へ。石灰岩の織り成す奇景を楽しんだら堰堤の手前で三度林道に戻ります。まだ池ヶ谷の登山口にも達していませんが、こういうのも楽しい。

 

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屏風岩

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バエル?

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脛まではOK

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この堰堤で再び林道へ上がる

 

 大石橋を越え、やっと池ヶ谷の遡行へ。最初の滝は左から巻いて進むとちょっとしたゴルジュになってきます。極力に濡れないように慎重にヘツリながら突破します。CSの滝は手も足も出ないので左から巻きます。

 

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最初の滝は左から簡単に

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小滝が楽しい

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なべちゃん大好きのゴルジュに突入

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早春のシャワー

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このゴルジュは巻きましょう

 

 その後は登山道を並行する流れを小滝をどんどん超えながら進んで行きます。風が強いので頂上の手前で昼食を摂り、入道ヶ岳頂上へ。約3時間程の遡行時間でした。

 

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避難小屋下のCS

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小滝がたくさん

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冷たいなんて言ったらだめだよ

 

 頂上は風が強いので早々に退散。奥宮からイワクラ尾根を少し辿って松の木谷を下降します。

 

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奥宮から

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松の木谷を下ります

 

 以前遡行した時は穏やかな谷と思いましたが、上部は中々の急斜面。池ヶ谷とは違って花崗岩の明るい谷でした。懸垂も数回やって大岩谷の登山道に降り立ちます。

 

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懸垂の練習も

 

 後は登山道を歩いて小岐須渓谷駐車場まで。4か月の沢登りはやっぱり楽しかった。今年はどんな沢へ行けるのか。何だかワクワクしてきました。

 

 参加の皆さん、ありがとうございました。