晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥秩父 笛吹川東ノ沢 釜の沢右俣 沢泊体験ツアー② 2021.07.17~18

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両門の滝

 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 11名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

秩父沢登

 
<コース:2日目>
Ca1530m・泊地(6:50)~両門の滝(7:00)~甲武信小屋・昼食(11:50~12:15)~甲武信岳(12:30)~甲武信小屋(12:50)~徳ちゃん新道分岐(14:40)~西沢渓谷P(17:00)

 1日目の記録

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 さすがに標高1500mを越える沢泊は少し寒かったようで、朝も焚火を囲みながらの朝食になりました。今日は甲武信岳まで上がって1300m下らなければいけないので7時前には出発です。

 

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キャンプの朝

 

 歩き初めてすぐに両門滝。私は朝一で泳ぐのはパスしましたが、元気なメンバーは釜を泳ぎ、スライダー遊びに興じています。記念撮影をしたら右俣に入ります。

 

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双門滝まで10分でした

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記念撮影

 

 薬研の滝を越えるとなだらかなゴーロに広い河原。泊適地になっていて焚火の跡があちこちにあります。さすが関東のメジャー沢。ここなら何人で泊まっても大丈夫ですね。

 

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薬研の滝

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ビバーク適地がいっぱい

 

 しばらく退屈なゴーロでしたが、谷の傾斜が徐々に立ってくると再びナメが現れます。これまでのナメと違って茶ゴケで覆われているのでスリップに注意しながら登ります。

 

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苔のナメゾーンへ

 

 標高2100m辺りでピンクテープに誘われ巻き道に入りましたが、何故か木賊山へ向かっているので谷に戻り軌道修正。安易にテープに頼ってはいけませんね。反省。

 

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忠実に谷を詰めた方がいいよね

 

 急傾斜をやっとの思いで登り詰めると甲武信小屋のポンプ小屋に到着しました。ここまでくればあと少し。水を補給し小屋まで登ります。

 

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ポンプ小屋

 

 甲武信小屋では先行していたメンバー(巻き道を使わなかった)がのんびり昼食を摂っていました。急いで昼食を摂り、甲武信岳を往復しますが、これがキツイのなんの。しばらく沢ばかりで標高差を稼ぐ登山をしてなかったからなあ・・。富士山は残念ながら見えませんでした。

 

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甲武信小屋

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甲武信岳

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さあ、下山しましょう

 

 下山は戸渡尾根から徳ちゃん新道を黙々と下山。暑くて熱中症になりそうでした。西沢渓谷に降りた時には思わず水に入ってクールダウン。生き返りました。

 

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徳ちゃん新道を下る

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クールダウン

 

 11人での沢泊。当初計画の台高が雨でどうなる事かと思いましたが、転進した奥秩父は天気も良く、みんな楽しんでもらえたようで良かった。これからもどんどん沢泊に行けるメンバーが増えるといいなあ。

 

 参加の皆さんお疲れ様でした。