晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥秩父 笛吹川東沢釜ノ沢 ② 2016.06.25

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両門の滝

 

<メンバー>
サークル 10人

 

<山域、形態>
秩父 沢登

 

<コース>
泊地(7:15)~両門の滝(7:45)~甲武信小屋(11:10)~甲武信ヶ岳(11:40)~甲武信小屋(12:00~12:40)~徳ちゃん新道~西沢渓谷P(16:30)

 

 今日は長丁場なので5時起床、朝後はを作って食べてテントを撤収したら7時15分。この辺りは改善の余地があるなあ。谷を少し登るとすぐに両門の滝に到着したので記念撮影&スライダー、でもスライダーはあんまり滑らなかった。

 

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集合写真

 


滑り台(あんまり滑らない・・)

 

 両門の滝は右股に入る。ヤゲン滝を超えると広河原状の場所にでる。左岸には泊まるのに適した台地が広がり焚火の跡があちこちに。予定では昨日のうちにここまで来る予定だったけまあ、あそこで正解だった。

 

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ヤゲン滝

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泊適地

 

 森の中を進み谷が狭まった所で再び水線に戻る。ナメを登って行くはずだがいかんせん沢が荒れているような気がする。落石や倒木でとても歩き難い。傾斜はどんどん立ってくるので背中の荷物が肩にずっしり食い込んで来る。

 

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森の中を進む

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結構荒れている

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ナメを登る

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傾斜はどんどん立って来る

 

 水師沢との二俣を右むと谷の中は歩けない程の急傾斜。谷の横についた踏み跡ををひたすら登って行くとやっと甲武信小屋のポンプ場が現れた。ふうやれやれ。ポンプ場から流れる水でとりあえず喉を潤す。

 

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二俣

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かなり疲れてきた

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ポンプ小屋に到着

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喉を潤すTBっち

 

 樹林帯を少し登るとすぐに甲武信小屋。人気の山だけあってたくさんの人が休憩している。ファイントラックで身を固める我々はまるでユニフォームを着ているようだった。せっかくなのでザックをデポし甲武信岳頂上を往復。頂上では拳のポーズ。

 

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甲武信小屋で(ユニフォーム?)

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こぶし岳

 

 再び甲武信小屋に戻り昼食後は徳ちゃん新道で下山。天気が良くなったのはいいが、暑いの長いのでバテバテになってしまった。ここを日帰りで遡行する人もいるんだからすごいなあ。

 

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 下山が長い・・

 

 結局、西沢渓谷駐車場まで4時間近くもかかってしまった。みなさんお疲れ様でした。

 

 今回、夏に向けた沢泊体験山行だったが雨にも降られず、きれいな景色も楽しめ、まずますの山行だったんではないだろうか。これをきっかけにどんどん泊まりの沢に挑戦してくれるメンバーが増えるとうれしいなあ。

 

終わり