千丈のナメでグラビア撮影
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 11名
<山域・形態>
<コース:1日目>
西沢渓谷P(8:50)~東沢~鶏冠谷出合・入渓(10:00)~ホラ貝のゴルジュ前・昼食(11:40~12:15)~魚留滝(14:50)~千丈のナメ~Ca1530m・泊地(15:40)
今年から沢を始めた人対象の沢泊体験山行は台高の堂倉谷を予定していましたが、何故か三重県南部だけ雨・・・。仕方がないので天気の良さそうな関東の茗渓、笛吹川東の沢の釜の沢に転進です。5年ぶり3回目
2010年の記録
2016年の記録
アプローチは新名神経由で道の駅みとみまで4時間と少し、アルプスより遠いけどこの前の南紀とそんなに変わりません。西沢渓谷用の駐車場から11人で出発します。
ここまでくれば天気は良いでしょう
沢登り発祥と言われる田部重治の文学碑を見ながらつり橋を渡り東ノ沢へ。途中、ほら貝ゴルジュの注意喚起する看板がありました。ゴーロを歩き、鶏冠谷出合いの河原から入渓します。
吊り橋を渡って
溺れる人もいるんだ
鶏冠谷出合
鶏冠谷出合から進むと谷は徐々に深くなっていい雰囲気。キラキラの太陽が水をキラキラ光らせてとても美しい。転進になってしまったけどみんなも喜んでいるのでほっとします。
水が美しい
思い思いに進む
谷沿いには古い登山道が巻き道としてついているので、巻こうと思えば簡単に巻けるのですが、せっかくなので水線通しに進みます。ホラ貝のゴルジュまではちょっとしたゴルジュ地形になっていてホワイトウォーターの中を胸まで浸かって進んだり、思いの他楽しめました。水温は低く、細身のメンバーはガタガタ震えていました。
水線を攻める
弱点を攻めろ
翻弄されるしま君
思わずお助け
ホラ貝のゴルジュの前は大勢のパーティーが休憩していました。我々も昼食を取りながら日の光で体温を上げます。ホラ貝ゴルジュには突破を狙うパーティーが取り付いていたので覗きにいけませんでした。
ホラ貝ゴルジュの入り口
ホラ貝ゴルジュを右の枝沢から大きく巻き上がるとゴルジュの一部が見えて来る。うーん、とても突破できそうにないなあ。
ホラ貝ゴルジュ
ゴルジュの上は平凡な河原とそれに流れ込むナメ沢を眺めながら進みます。前後に結構な人数のパーティーがいるので泊地争奪戦になるかも?と少し心配しますが、前を往く9人ほどのパーティーが早々に泊まりの準備を始めたのでほっとしました。
乙女の滝
東のナメ沢
滑ったらあかんよ
魚留め滝を左から超えるとこの谷中盤の見せ場が始まります。まず、ナメ滝でスライダーに興じます。そして千丈のナメでグラビア?撮影。我がサークルにはいいモデルがたくさん。
魚留滝
スライダー遊び
千丈のナメでグラビア撮影
ナメをヒタヒタと歩く
標高1530mあたり、もうすぐ両門の滝かなという辺りで右岸に快適そうな台地を見つけました。確か5年前もここに泊まったような。2階建てになっているので、下段で焚火とツエルト3張、上段にタープを2張。
タープを連ねて張る
濡れた装備を干す
寝床の準備が出来たら薪を集めて楽しい宴会の始まりです。癒し渓なのでみんな飲み物、食べ物をタップリ持ってきていました。こうやってワイワイ楽しむので沢泊の醍醐味なんだよな~。
飲み物もたっぷり
おつまみが出てきた
焚火を囲んで
つづく