晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

若狭 耳川うつろ谷 快適シャワー三昧 2018.07.01

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シャワーが気持ちいい季節


<メンバー>

<山域、形態>
若狭、沢登

<コース>
林道(8:45)~最初の滝(9:20)~稜線(13:10)~赤坂山(13:2013:55)
~粟柄越(14:05)~林道(15:00)

<天気>
晴れ

 渋川の翌日も沢登り。こんな晴れた日に家でじっとしているのは勿体ない。今回は初沢のあっこちゃんがいるので、気持ちよく滝が登れるうつろ谷に行く事に。

 愛知から車を2時間と少しは知らせればもう若狭だ。小浜から耳川沿いの林道を走り、赤坂山の登山口まで。駐車地からすぐに入渓出来る超簡単アプローチ。

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最初は林道跡を歩く

 最初は林道跡を歩き、堰堤を二つ程巻く。踏み跡は明瞭だ。

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堰堤

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二つ巻いたかな

 すぐに表れるのが釜を持った第1の滝。右側は厳しい岩壁なので釜に使って右岸にわたる。今日のトップバッターは最近乗りに乗っているなべちゃんだ。岩登りは若干不安な感じだが根性で登りきる。

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最初の滝はいきなり釜につかる

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なべちゃんがんばる

 次のハングしている滝は右から巻いた。ここを登るにはもう少し修業がいるかなあ。その後の滝は右から直登。

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右から巻き

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小滝が連続し楽しい

 この谷最大の20m滝で作戦会議。今日はFFさんがハンマーをもって来てくれたので遠慮なくハーケンが打てる。(悲しい事にわがサークルではハンマーを持っているメンバーが他にいなかったのだ。)ロープを出してリードする事に。

 右の草付き沿いに登り、ハーケン2本とカム1個で中間支点を取ると安心して登れる。何だか確かなパートナーが得られたような気がしてうれしい。

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20m滝はロープを出して

 その後もずっと途切れる事なく滝が続くのでガンガン登って行く。特になべちゃん先頭を任せたなべちゃんが嬉しそうに登って行くのを見るとこっちまでうれしくなってくる。今回初沢のあっこちゃんも何とか慣れてきたようだ。

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だいぶ調子が出て来た

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滝だらけ

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快調に登るなべちゃん

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楽しそう

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あっこちゃんも続く

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シャワー全開

 流木の刺さった8mも三者三様の登り方で超えていく。ホールド、スタンスもしっかりしており、気持ちよく登れるので「自分が上手くなったと錯覚する谷」と名付けたい。

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どうする?

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とりあえず取り付くなべちゃん

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みんながんばる

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まだまだ続くよ

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FFさんは貫禄の登り

 終盤に出て来る逆くの字滝はロープを出す。そしてセカンドのなべちゃんにも3人目を上から確保する練習をしてもらう。こうやって明日のパートナーを育てるのも大切な仕事。

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逆くの字はロープを出して

 逆くの字を超えると源流の雰囲気。水路のような谷を辿ると名王の禿の右側の鞍部に飛び出した。そこから一息で赤坂山だ。

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源流の雰囲気

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赤坂山

 赤坂山で昼食を摂ったら下山。最初は湯の花谷を下降する予定だったが、時間がかかりそうなので、粟柄越から登山道で下山する。日本海側の山は緑が深くてとても美しい。

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粟柄越へ

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緑が美しい

 1時間程登山道を歩いて登山口へ無事着地。短い谷だけどとても面白い、そして遠征する価値のある谷だった。なべちゃんもあっこちゃんもFFさんも楽しんでもらえたようで良かった。

 皆さんありがとうございました。