晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

台高 唐谷川 春うららかな滝巡り 2016.04.24

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三の滝で記念撮影

<メンバー> サークル 8人

<山域、形態> 台高 沢登

<コース> 唐谷林道入り口(7:50)~一の滝(9:30)~二の滝(10:40)
    ~三の滝(11:20~12:20)~迷い岳(14:50)
    ~登山道~唐谷林道入り口(17:00)

<天候> 晴れ

 今シーズン4回目の沢は台高の唐谷川、名古屋から比較的アクセスが良く見栄えの良い滝がいくつかある蓮の秀渓だ。ただ、登れる滝が少ないのとヒルが多いのが難点か。

 スメールに集合し、登山道を歩く。なんだか奴らがいそうな予感がするので足早に通過し、適当な所で入渓する。谷に降りると空気がひんやり。


 小さな滝がいくつか出て来るが滝の規模に比べ釜が大きいのが特徴だ。まだまだ泳ぐには早いのでヘツリを主体に遡って行く。



 季節のせいかちょっとヌメリが多いかもしれない。滑らないようにかなり気を遣う。この辺はラバーソールとの相性があるのかなあ。水量はやや多め、見栄えの良い滝がチラホラ出て来る。



 ワイワイと登って行くとほどなく一の滝、当然登れないので左から巻く。ここは3回目だけどこんなに苦労したかな?というほどしんどい巻きだった。まあ、前もしんどかったのには変わりないが。




 続いて二の滝、これは左についているトラロープ?を利用して登山道まで巻き上がる。うーん、巻いてばかりだなあ。(わかっているんだけど)



 3時間程遡行するとやがて三の滝が見えて来た。岩壁に囲まれたホールのような空間に天上から水が降り注いでいる。この滝を見るだけでも唐谷川に来たかいがあったというものだ。滝を眺めながらのんびりお昼ごはん。傍らにはイワザクラが咲いていた。




 三の滝の巻きも結構厳しかった。おまけにルートミスして時間ロス・・。なんだか沢勘が鈍っているのかなあ。沢に復帰したら小滝をこなしながら高度を稼ぎ、水が涸れてからは我慢のガレ登りで迷い岳頂上まで。(最後は右の尾根に逃げる)





 ちょっと予定時間をオーバーしたけど標高差1000mを谷詰めで来られたのはうれしい。後は登山道を辿って車まで。途中、カモシカが見送ってくれました。


 この時期に唐谷川を8人で迷い岳まで遡行出来たのはチームとしての総合力が上がって来たのかもしれない。これは今シーズン期待できそうかな。参加の皆さんお疲れ様でした。