風吹大池 北アルプスの秘境で紅葉ハイク1 2014.10.11
<メンバー> サークル 6名
<山域、形態> 北アルプス ハイキング
<天気> 晴れ
体育の日の三連休は高い山(アルプス)を楽しむラストチャンス。去年までは中央アルプスの紅葉沢にチャレンジしていたけど、今年はサークルの仲間とのんびり紅葉ハイキングに行くことにした。
明るくなってからおもむろに起き出し出発の準備をする。ここは露天風呂が有名らしく辺りは硫黄のにおいがする。たくさんのハイカーに交じって我々も出発する。日本海に伸びる尾根はちょうど紅葉が見頃を迎えていた。
乗鞍岳から天狗原までたくさんのハイカーとすれ違いながら高度を下げていく。そういえば今回はもう登りは終わりだったっけ。木道になっている所から天狗原に進んでいくが、こっちの方向に進んでいく人は我々の他は誰もいない。
風吹大池に向かう千国揚尾根は展望もなく、足元もジメジメして余り楽しい道ではなかったが、我慢して歩き続けると黄金色に染まった草原のような場所に出る。ここまで来たら風吹大池はもうすぐだ。
風吹大池は大きさは白馬大池よりも大きいようだが、辺りに人はおらずひっそりとしている。風吹山荘も小さな山小屋でガラガラ声の小屋番のおじさんが切り盛りしているようだ。今日の宿泊客は我々の他に4人ほど。三連休の北アルプスとは思えない人の少なさ。この辺が秘境と呼ばれる所以なのかもしれない。
今回はみんなでおいしいごはんを食べようと自炊にしたのだが、自炊場は何と外!。寒くなったら大変なので16時ごろから食事の準備を始める。メニューはチジミ、オイルサーディンとトマトのホイル焼き、うどん鍋。何とか18時までに食事を終え、小屋に戻ると小屋の中は灯りも無く、すでに真っ暗だった。
ひどく酔っ払ってしまったので、いつの間にか寝てしまっていた。夜中にトイレに行くと月が煌々と輝いていた。明日もいい天気になりそうだ。
つづく