台高 宮川 父ヶ谷 沢登り 2023.07.08
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
台高・沢登り
<コース>
父ヶ谷林道駐車地(8:20)~入渓(9:00)~吊り橋跡(10:00)~一の壺(12:30)~ニの壺(13:00)~牛鬼淵(14:40)~二又(15:00)~林道(16:00)~駐車地(17:10)
7月の三連休遠征に備え、ちょっと泳ぎが入る沢に行っておこうという事で、台高、宮川水系の父ヶ谷に行く事に。3年ぶり2回目かな。
<2020年の記録>
宮川貯水地から更に奥、父ヶ谷林道を進みますが路面はかなり荒れていてSUVでも怪しくなってきます。適当な所に車を停め、林道を歩いていき小屋跡から降りていきます。降りた先は鎌滝の少し上流側。
小屋跡、残っている建物は風呂場でした。
谷に降りていく
林道歩きで汗だくになってしまったので、さっそく水に浸かってクールダウン。今回は泳ぎもあるという事で上下ウェットのメンバーもいます。気合入ってます。
入渓、クールダウン
渓相は台高南部特有の巨岩帯。大岩の間を小滝が落ちているのを弱点を探しながら遡行します。泳いでアプローチもあり楽しい。
岩が大きい
泳いでアプローチ
弱点はどこだ
突っ込むも、ここでは無かった・・
時には巻く
流れが岩で2分されている所は岩の中央をしまくんがフリクションを利用して突破。吊り橋跡のミニゴルジュは流れの中を突破します。岩の上からカモシカが「こいつら何やってんだろう?」って感じで眺めていました。
岩の真ん中から突破
後続はスリングで
ここは前回巻いたけど
突破出来た
カモシカが不思議そうに眺めている
念の為にロープを出す所も
泳ぎと大岩の乗越しに少々飽きてきた頃、両壁がだんだん立ってきてゴルジュの雰囲気になって来たと思ったら一ノ壺。ここは左岸から巻きザればを懸垂でおります。
また泳ぎ
巨岩・・ちょっと飽きて来た
一ノ壺
降りた先は二ノ壺。ここは前回巻いたので今回は突破を目指します。とは言っても流れのすぐ横はちょっと滑っているので左岸の傾斜が緩んでいるバンド状をトラバース。結構緊張します。
二ノ壺は
トラバースで越える
三ノ壺は釜が深く落ち口もハングしています。ショルダーで越えている記録もありましたが、左岸をトラバースで越える事にします。スタンスが乏しく細い灌木を掴んで腕力頼みの厳しい突破でした。
三ノ壺
どこから越えるか?
緊張のトラバース
三ノ壺を越えると牛鬼淵。昔、猟師の喜五兵衛が頭が鬼で体が牛の怪物を仕留めたという伝説があるそうです。ちょっと不気味な云われですが、きれいなのでみんな泳いで記念撮影。
牛鬼淵
記念撮影
牛鬼滝は左岸から巻き上がり、二俣を左に進むと丸い淵が現れます。上流にはミニゴルジュがありその先には堰堤が見えるという珍しい光景。
泳いでゴルジュに取り付き、ロープを出して突破。堰堤を越え林道に巻き上がって遡行終了です。後は林道をテクテク歩いて車まで戻ります。
ゴルジュの向こうに堰堤が見える
ロープを出して突破
父ヶ谷はアプローチの林道が荒れているのが難ですが、とても楽しい谷でした。気温、水温も高く、泳ぎを楽しめたのが良かったなあ。
参加の皆さん、ありがとうございました。