木曽 柿其川本流 沢登り 2021.08.01
スライダーの滝
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 8名
<山域・形態>
木曽・沢登り
<コース>
柿其渓谷P(8:30)~牛ヶ滝展望台(8:40)~牛ヶ滝上・入渓(9:05)~ネジダル(11:40)~昼食(12:00~12:25)~霧ヶ滝(13:10)~箱淵(14:30)~Ca810m・脱渓(15:30)~林道~柿其渓谷P(16:45)
黒部川上の廊下への最後の仕上げは木曽の柿其川。冷たい水での泳ぎに慣れておくのが狙いです。ここは9年ぶり2回目
9年前の記録
柿其渓谷の駐車地からまずは遊歩道を歩きます。渓谷沿いの道はとてもきれいに整備されています。遊歩道から見る水の色はとてもきれい。
柿其渓谷の駐車場からスタート
遊歩道が整備されている
恋路の吊り橋
きれいだねえ
牛ヶ滝の展望台から少しもどって巻き道を辿ります。少し判りにくい場所も有りましたが途中からテープも出てきて概ね明瞭です。
牛ヶ滝 右から巻く
下りた先は牛ヶ滝の落ち口のすぐ上。いきなり腰上の水深なので念の為ロープを出しましたが、今日の水量では全く問題なし。
牛ヶ滝の上から入渓
キラキラと太陽の輝く中、早速水の中を進んでいきます。水温は思ったよりも高く、寒いというより快適。これじゃあアルプスの練習にならないなあ。
明るく癒しのゴルジュ
当然泳ぐ
途中、ゴルジュっぽくなったところはロープを出して渡渉したりしましたが、水流はそれ程強く無く、楽しく水遊び。泳ぎが得意なぶっちーはバタフライを始めました。
ロープで渡渉
ブッチーはバタフライ
最初に現れる5m程の滝は水線突破が難しかったので左岸から巻きます。(多分前回は直登したはず)樹林帯を少し進み、適当なところから懸垂で谷に戻ります。
この滝は左岸から巻く
懸垂で谷に復帰
そこからもどんどん泳ぎを交えて進みます。スプーン状の岩を持つ3m滝はフリクション勝負のトラバースでクリアします。ラバーソール様様です。
滝の右、スプーン状をトラバース
ネジダルは右岸からサクッと巻きます。すぐ上のスライダーの滝も左から巻き上がり、昼食休憩。ちょっと遊び過ぎたでしょうか?
ネジダル、左から巻き
スライダーの滝、左から巻き
谷は殆ど高度を上げる事なくゆったりと流れています。途中のゴーロも白い花崗岩とコバルトブルーの水がとても美しく、楽しい気分で遡行していきます。
美しい渓相は続く
霧ヶ滝はひょっといしたら登れるかもと思っていましたが、今日の人数ではやめて置く事にします。右岸のルンゼから巻いて展望台まで上がります。谷への復帰は懸垂下降。
霧ヶ滝 左から巻き
記念撮影
ここも懸垂で谷に復帰
しばらく進むと箱淵。先行パーティーが突破できずに停滞していました。ここはいい所を見せなければとザックを置いて泳ぎます。ゴルジュの出口付近、右岸の壁に取り付きましたが水流が強くはがされそうになったところを岩壁を蹴って対岸へ渡り、何とか突破。後ろから歓声が上がります(敗退しなくてよかった~)。
箱淵を泳ぐ
ここから対岸へ泳いで突破
後続はロープで引っ張って全員クリア。先行Pは引き返したようです。
後続はロープで引っ張る
そこからも素敵な癒しゴルジュが現れますが、いい時間になって来たので雷滝まで行かず、手前の支流から林道に上がって駐車場まで戻ります。
またゴルジュ?
大垂(オオダル)
適当に支流を登って脱渓
林道で楽々下山
駐車場に戻る頃には空が真っ暗になって雷ゴロゴロ。近くに落ちたような雷鳴が響きます。そそくさと着替え、19号線沿いの道の駅で解散。お疲れ様でした。
9年ぶりに訪れた柿其川。前回の印象よりも優しく楽しい泳ぎ沢でした。たばっちは体調不良が治ったという癒しの沢。来シーズンの盛夏にまた来てもいいかも。
参加の見なさんありがとうございました。