晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

四国 銅山川・瀬場谷 沢登り 2023.05.03

八間滝

 

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 5名

suzuhai.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

四国・沢登

 

<コース>
瀬場登山口(8:30)~瀬場谷遡行~八間滝(10:20)~Ca1290m・遡行終了(13:10)~瀬場谷登山道~瀬場谷登山口(14:45)

 

 2023年GWは天気が不安定だったので、アルプス残雪山行は断念し、天気の比較的安定している四国へ沢遠征。四国の沢は全くの初めてなので楽しみです。

 

 一発目は東赤石山南面の瀬場谷。関西起点ルート100によると二級上の中級とありますが果たしてどうなるか。

 

 2日まで仕事のなべちゃん、ふみふみさんと深夜亀山で合流し、一路西に向かいます。運転を交代しながら瀬戸内海を渡り、6時間程で登山口の筏津に到着。上越より近いな。前日の四国入りしていたいさおさん、てつやさんと合流し、直ぐに出発準備。

 

すぐに出発準備

 

 東赤石山への登山口になっている出合の橋の袂からを少し歩いてすぐに入渓。アプローチが楽でいいなあ。

 

すぐに入渓

 

 すぐに大きな釜を持った滝が現れます。真夏なら泳いで取り付いて直登を楽しむのですが、今はまだ5月。水は冷たく、泳ぐ気にはなれないので巻いて進みます。残念。

 

大きな釜を持った滝

また、大釜の滝

 

 きれいな4段15m滝も登れそうもないので左から巻き、その先の小滝の奥には取水堰堤が見えました。右から巻き上がると導水管がありました。

 

きれいな滝、左から巻き

奥に取水堰堤が見える

巻き上がると導水管

 

 そしてこの谷最大の八間滝。写真で見るよりもすごい迫力です。登る人もいるようですが、我々にはとても無理。大人しく右岸のルンゼから巻き上がり、クラックを登って滝上に出ます。

 

八間滝

右岸のルンゼから巻き上がる

 

 八県滝の上からは小滝が続く楽しいゾーンが始まりますが、やはりどうしても水線を避けてしまうのでちょっと物足りないかなあ・・。

 

小滝が次々現れる

滝の脇から登ったり

滝の下を潜ったり

ここは滝の横を登る

ここは水線行くか?

 

 登山道が横切るとまたまた連瀑帯。傾斜も出て来てちょっとしたゴルジュもあります。体も温まって来たので、思い思いのルートで攻めます。

 

登山道が横切る

この先で行き詰ってしまう

流木をよじ登ったり

ここもきれいな滝だなあ

滝右のクラックを登る

 

 ナメ滝で記念撮影、新緑が美しくとても気持ちのいい谷です。その後も快適に高度を上げて行きます。

 

記念撮影

夏ならシャワーなんだけどなあ

新緑が美しい

さあ、どうしようか?

 

 再び登山道が谷を横切るとそこから先はナメ滝ゾーンになり、新緑とツツジ系の花に癒されます。そろそろ沢も終盤、気温も上がって来たので水線で遊びます。

 

登山道が横切る

ナメゾーンに

もう濡れてもいいや

小滝を快適に超える

 

 標高1290m辺りで登山道が谷のすぐ横を通っている所で遡行を打ち切ります。昨日は殆ど寝ていないのと、下山後も次の沢へ移動しなくてはいけないので東赤石山はパスして登山道で下山する事に。道はきれいで歩き易く、あっという間に登山口に到着しました。

 

登山度で下山します

芍薬

登山口まで戻ってきました

 

 翌日は仁淀川源流の面河本谷の予定なので、新居浜で買い出しをし面河渓まで2時間半の移動。延々とクネクネ道を走るのでとても疲れました。

 

 そして今夜の宿は鉄砲石川キャンプ場。きれいな水洗トイレと水場完備のキャンプ場がなんと予約不要の無料!!!。17時近くに着きましたが、余裕でテントを張る事ができました。さすが四国クオリティー

 

快適なキャンプ場

 

 ブルーシートを広げ、各々が持ち込んだ食材で楽しい宴会開始。張ったロープにランタンをぶら下げると何だか花見をしているようです。

 

こういう宴会もたまにはいいね

 四国遠征の初日はまずまずの滑りだし。瀬場谷も美しい谷で楽しかった。明日は石鎚山まで行けるかなあ。

 

つづく