晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 ウソ谷五郎谷遡行~雲母谷下降 沢登り 2019沢初め 2019.03.31

ブログ引っ越しの際に抜けていた記録を順次アップしておこうと思います。

古い記録&季節外れになりますが、ご容赦ください。

 

沢登り、始まりましたよ~

 

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

鈴鹿沢登

 

<コース>
宮妻峡(8:30)~Ca410二俣(8:50)~五郎谷~Ca660二俣~左俣~Ca750昼食(12:00~12:30)~雲母峰(12:50)~雲母谷下降~Ca410二俣(14:40)~宮妻峡(15:00)

 

 先週の八ヶ岳で雪山は終了。早速鈴鹿で沢初めです。行先は雲母峰のウソ谷を遡行し五郎谷を下降するというのも。2012年に鈴鹿マイナー沢調査の時に遡行し好印象だったので再訪します。

 

<2012年の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 宮妻峡には多くの車が停まっていました。みんな鎌ヶ岳や入道ヶ岳に行くのでしょうか。我々も身支度を済ませ、駐車場のすぐ近くから入渓します。

 

宮妻峡は中々の車

 最初はゴーロ。久しぶりの感覚にワクワク。ずっと重い冬靴を履いていたので、足が軽く感じます。水の音も気持ちいい。やっぱり沢はいいなあ。

久しぶりの沢にワクワク

 すぐに五郎谷とキララ谷の分岐に到着。まずは左俣の五郎谷を遡行します。7mの滝は無理せず巻き。次の3m滝はフリクションを信じて右から突破。この時期、ドボンはいやなのでこまめにスリングを出します。

いきなりの大滝(巻き)

3m滝、右から超える

後続は確保

 その後、連瀑となりどんどん楽しくなってきます。10m滝はさすがに登れないので左岸から巻いて懸垂で谷に復帰。いい練習になります。

登れないかな?

イワウチワ(巻きの途中で発見)

懸垂で谷に復帰

 谷に戻ると7mぐらいの斜滝。まだ濡れたく無いので滝の左から越えましたが、なべちゃんが直登したいというので上からロープをだしました。(よーやるわ)。

左から越える

シャワー馬鹿 約1名

 

 五郎谷最大の20m滝の前で記念撮影。巻き上がった後も小滝が続きます。この辺りは日差しもあり、体も温まって来たので直登し、シャワーを楽しみます。(よーやるわ)

記念撮影

みんなシャワーで

左俣へ入る

小滝を攻める

 稜線に出る手前で昼食休憩。本当にポカポカとして暖かい。季節がすっかり春になって来たのを感じます。

昼食休憩

 稜線に上がるとどこかの高校山岳部がトレーニングしていました。若いっていいなあ。我々の恰好をみて興味津々だったので、沢の魅力を少し宣伝します。

雲母峰の高校生

 きらら谷は雲母峰を越えて少し下った所から下降します。最初は傾斜が緩いので歩いて下ります。

どこから下るのかな

さあ、下るぞ

 

 その内、段々傾斜が立ってくるのでクライムダウン、懸垂下降を交えてどんどん下っていきます。懸垂下降初めてのいさおさん、超久しぶりのたばっちも無難にこなします。いい練習になりました。

クライムダウン

懸垂下降

セットはどうするんだったっけ?

 

 下降開始から3時間ほどで入渓地点に到着。時間はかかりましたが6人もいるのでこんなもんでしょう。

林道へ戻ってきました

 マイナー沢からのスタートとなりましたが、沢登りの感覚を取り戻すとても楽しい遡行になりました。今年はどんな沢へ行けるのか今から楽しみです。

 

 参加の皆さん、ありがとうございました。

今回のコース