晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

八ヶ岳 編笠山 冬山合宿最終 2019.03.23-24

ブログ引っ越しの際に抜けていた記録を順次アップしておこうと思います。

古い記録&季節外れになりますが、ご容赦ください。

 

今回はここまで・・

 

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

八ヶ岳・雪山

 

<コース>

一日目:富士見高原(07:20)~網笠山(12:30)~青年小屋(13:20) テント泊
二日目:青年小屋(08:10)~西岳(09:30)~富士見高原(11:45)

 

 

 1月、2月の天気が安定していたので連休を利用して槍ヶ岳を計画していましたが、まとまった積雪と爆風予報・・。いろいろな転進先を検討し、1泊2日で八ヶ岳の未踏ルート、編笠山から権現岳へ行く事に。

 

 どんよりとして天気の中、富士見高原を出発。樹林帯の中をひたすら歩くとやがて雪が出てきました。アイゼンで岩々を越えるとあっさりと編笠山へ到着。

富士見高原を出発

まもなく雪が

みんなと歩けば楽しいね

岩ゴロゴロ


ガスが


権現山となべちゃん

蓼科方面は辛うじて青空

記念撮影

 編笠山から下って青年小屋に到着しました。時間も遅く、天気もいまいちなので今日は行動は切り上げ、テント設営する事にします。

青年小屋へ下る

青年小屋

テント設営

 

 で、テントを設営が終わって樹林帯の外に出てみるときれいな青空が広がっていました。うーん、この間に権現まで行っておけば良かったか・・。

晴れてきた~

権現岳(この時登っておけば・・・)

 と思っても後の祭り、夜はおいしいごはんで宴会に突入です。せっかっくここまで来たんだから。

 で、翌朝起きてみるとテントを揺らす爆風と横殴りの雪。モチベーションもテンションもダダ下がりで、権現岳に登る気がせず下山する事にします。

下山します・・・

 下山は、西岳経由のコース。しっかりとしたトレースがあったので楽に歩けました。

編笠山権現岳

 ただ、中央アルプス方面には青空が広がっており、西岳に到着する頃には八ヶ岳も青空が広がりました。うーん、何ともめぐり合わせが悪いなあ。

南アルプス

西岳からの展望

 昼前には下山し、原SAで海鮮丼を食べて帰りました。

 

原SAの海鮮丼

 
 今回は槍ヶ岳をあきらめた時点でモチベーションが下がってしまい、なんとしてでも権現岳に登るんだという強い気持ちが無かったのがこのような結果になってしまいました。

 目指す山に登るにはやはり、体力、技術、運、そして強い気もちが必要だと改めて思いました。

 ただ、年末の西穂を入れると計5回の雪山テント泊(1回は避難小屋)が出来たのは来シーズンに向けていい経験が出来たと思います。

 いつかは槍に行くぞ!!!

 参加の皆さんありがとうございました