晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北アルプス 黒部 上の廊下から赤木沢 沢登り④ 癒しの沢天国、赤木沢再訪 2013.08.13

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今日は癒し渓

 

<メンバー>
山仲間 3人

 

<山域、形態>

 

<コース:8月13日>
薬師沢小屋(6:45)~赤木沢出合(8:00)~30m滝(10:20)~稜線(13:25)~北ノ股岳(14:35)~太郎小屋(16:25)~薬師峠BP3(16:55)

 

<天候:晴れ>
 
3日目の記録

 

 今日は赤木沢を遡行し薬師峠でテント泊予定。急ぐ必要も無いのでゆっくりと準備。どんどん出発する人を見送りながら7時前にスタート。

 

 まずはのんびりとゴーロを歩く。深く水につかる事も無いので気分的にはずいぶんと楽。正面に黒部五郎が見え出した。

 

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賑わう薬師沢小屋テラス

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黒部五郎が見えた

 

 唯一の難所(岩のヘツリ)を越えると赤木沢出合いのミニナイアガラの滝に到着。計ったように太陽も差し込んできて水が一斉に輝きだす。しばらく遊んでから左岸をへつって赤木沢に入る。

 

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唯一の難所を越えると

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赤木沢出合

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わざわざ泳ぐ私

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この写真を撮る為に

 

 赤木沢は6年ぶりの再訪。まずは赤い川床の滑が出迎えてくれる。緊張する場面も無いのでチャプチャプと楽しく登る。次々に現れる滝をなるべく水線に沿って登っていく。

 

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穏やかな滑

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快適、快適

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何処を撮っても絵になる

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巻きも簡単

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右側を登ったかな

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川床が光っている

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もうゴキゲン

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次々に滝が現れる

 

 楽しい区間はあっという間に終わり、出合いから2時間と少しで30m滝。ガイドのパーティーが休憩していたので我々も大休止。もうここまで来ちゃったのという感じ。2回目だと初回よりも感動が劣るなあ。30m滝は左岸の斜面を登る。リッジを登るよりも安定している。

 

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あっという間に30m滝

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30滝の上、もうひとつ滝があった

 

 30m滝を越えると水はずっと少なくなり、源流の雰囲気。中俣乗り越し方面へ伸びる本流を遡るときれいな滑がいつまでも続く美しい渓相。しかしこのまま登っては薬師峠まで遠回りになってしまうので、二つ目の右俣に戻り稜線を目指す。

 

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源流の雰囲気

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赤木平が見える

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花を見る余裕も

 

 稜線までの道はコバイケイソウの咲き乱れるお花畑を進んでいく。しかし、ここにきてmichi君がへばり出す。黒部ダムから薬師沢小屋までは登りらしい登りはほとんど無かったが、初めての本格的な登り。予定よりも随分遅れて稜線に到着。

 

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コバイケイソウの花が咲く

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お花畑を登る二人

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やっと稜線へ

 

 稜線は沸きだしたガスに覆われ視界が悪い。テン場の混み具合が気になって先を急ぎたいが、思うように進まない。縦走路を歩く人は皆テント装備大きなザックを背負っていて、昨今のテント泊ブームを実感する。稜線から3時間かかってようやく太郎小屋に到着。

 

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北ノ股岳 遠いなあ

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ガスが出てきた

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ようやく小屋が

 

 テントの受付は小屋では無く現地でやっているようだ。聞けば昨日までの三日間はテント200張りだったそうだ。小屋は部屋が空いているそうで、北アルプスの宿泊事情も随分と変わったんだなあ。小屋でビールを買い込み薬師峠に向かう。

 

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太郎小屋

 

 薬師峠に向かう間にガスは晴れ、青空が広がってきた。登山道から見たテン場は既にたくさんのテントがぎっしりと張られている。しかし、足の踏み場も無いと言うほどではないので何とかなりそうだ。テン場につき、随分と斜めながらも寝場所を確保する。

 

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天気が良くなってきた

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薬師峠 テント張る場所あるかなあ

 

 ビールで乾杯し、夕食を食べる。明日は下山だけと思って調子に乗ってビールを飲んでいたらすっかり酔っぱらってしまい、明るいうちからテントに転がりこんでしまった。夜中に目が覚めたら空は満点の星だった。

 

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びっしり・・
 
5日目へ続く