ブログ引っ越しの際に抜けていた記録を順次アップしておこうと思います。
古い記録&季節外れになりますが、ご容赦ください。
かまくら作りは楽し
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 11名
<山域・形態>
鈴鹿・雪山
<コース:1日目>
R306ゲート(8:30)~犬返し谷右岸尾根取り付き(9:45)~カタクリ峠(11:50)~テン場(14:10)
鈴ハイの伝統行事だった冬の御池岳テント泊。今年は11人のメンバーがあつまりとても賑やか。雪山テント泊が初めてのメンバー、久しぶりのメンバーもいて準備も大変です。現地に集合し共同装備、共同食材の分配をしてもザックに入るだの入らないだので中々出発できません。8:30にようやくスタート。
雪は殆どなく、犬返し橋あたりから数センチ積もっている程度。これなら今日は楽勝かも。コグルミ谷の右岸尾根に取り付きます。
犬返し橋
最初はそれほどでもなかった雪も登るにつれ、徐々に増えてきます。それでも壺足で何とかなるレベル。カタクリ峠を越え、丸山への登山道を辿っていきます。
コグルミ谷右岸尾根を登る
カタクリ峠を越えて
今日は風が強いという予報なのでテーブルランドでの宿泊は止め、真の谷で泊る事にします。丸山(御池岳山頂)に行くルートを左に見送り、直進します。
真の谷を遡る
少し進んだ所で雪崩の心配もなく、テントの張れそうな平坦地が見つかりました。早速ベースキャンプ設営にかかります。最初は今日の宴会場となるかまくら作り。11人収容を目標にしているので気合を入れます。
まずはザックを集めて上にブルーシートをかけます。
ザックを並べて
ブルーシートの上にひたすら雪を積み上げていきます。しっかりと積んでおかないと後で天井が落ちてきて大変な事になります。
雪をかける
山が出来たら
ある程度山が出来たら横穴を掘り、ザックを取り除きます。内部の穴を徐々に広げて人が入るスペースを確保します。
効率的に掘るには、穴を掘る係、雪を排出する係のチームワークが大切です。最初は中に入れる人数が限られるので中々作業が進みません。
横穴をどんどん掘る
中に2~3人は入れるようになったらこっちのもの。順番交代でどんどん穴を広げていきます。どこまで掘れているかゾンデ棒で確認するのも大切。(堀り過ぎ防止)
頑張り過ぎて疲れ果てたガビちゃん
十分な広さが確保出来たら天井や壁を均し(水滴が落ちてくるのを防ぐ)真ん中にテーブルを作り、ランタンを付けたら宴会場の完成。11人収容の巨大かまくらが完成しました。
こんな感じ
あとは鍋を囲んで楽しい夕食。お酒も進みワイワイととても楽しい時間が始まります。回りは雪で囲まれていますが、外に比べるとかまくらの中は暖かです。吹き曝しの外で食べていた昔と比べると何倍も快適。
<2005年の御池岳テント泊の様子>
酔いも回り、すっかりお腹もいっぱいになったところでお開き。テント組、かまくら残留組(3人)に分かれて解散です。
<2日目に続く>