鈴鹿 御池岳テント泊① 2021.12.29-30
かまくらで忘年会
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 10名
<山域・形態>
鈴鹿・雪山
<コース:1日目>
藤原簡易P(8:50)~山口ゲート(9:30)~R306~犬返し谷左岸尾根取り付き(11:40~12:10)~犬返し谷左岸尾根Ca715m・泊(13:35)
2021年の締めくくりは雪山テント泊。最初はアルプス方面を考えていましたが、寒波襲来の強風予報。それならば勝手知ったる鈴鹿へという事で御池岳へ転進。今シーズンは雪が多いのでどんな景色が見られるか楽しみ。
と思っていたら雪が多過ぎ。麓の藤原簡易パーキングは雪で埋もれて駐車スペースが大きく制限されていました。この様子だとR306の山口ゲート付近に車を停めるのは難しいのでここから歩く事にします。
藤原簡易Pでこの状態
歩道が雪に埋もれているので車に撥ねられないように気を付けながら車道を歩き、40分ほどでゲートに到着。この時点で既に膝上の積雪があったのでワカンを装着。
山口ゲート
幸いトレースがあったのでラッセルをせずに済みましたが、犬返橋は欄干が埋もれるほどの雪の量。犬返し谷左岸尾根のとりつきまで2時間余りかかってしまいました。
犬返し橋付近の様子
犬返し谷左岸尾根に取り付くと、スノーシューを着けたパーティーが下りてきました。どうやら雪が多くて御池岳はおろかカタクリ峠にもたどり着けなかったようです。
我々の装備を見て、「ワカンでは無理だよ」って言われたけど、そんなわけな訳ないやろ~。トレースをありがたく頂戴しながら尾根を登ります。
犬返し谷左岸尾根を進む
今日はカタクリ峠までかなあと思っていたらメンバーの一人のペースが上がりません。どうやら国道歩きで汗をかきすぎ、足が攣ってしまったようです。まだ尾根に取り付いて1時間余りですが、これ以上は歩けそうもないのでCa715m付近でテントを張る事にします。
仕方がない、ここでテント
テン場は緩い傾斜地、雪が柔らかく整地するのに苦労しましたが何とか5テンを二つ張ります。まだ夕食には早い時間だったのでかまくらも作る事に。
テント設営
まずザックを集め、ブルーシートを被せたらその上にどんどん雪を乗せていきます。ある程度山が出来たら横穴を掘り、ザックを取り出します。
雪をどんどん被せる
ザックを掘り出します
人が入れるスペースが出来たら中をどんどん広げていきます。選んだ場所が傾斜地だったのと、雪が柔らく軽かったのでうまく山が積めませんでしたが何とか10人は入れるかまくらが完成しました。新メンバー、ノロッチの持ってきたロウソクを灯すととてもいい雰囲気になりました。
中をどんどん広げます
まだ狭いな
明かりを灯していい雰囲気
かまくらが完成したら宴会開始。少々窮屈ですが、乾杯の後、みんなでぺミカンシチューを囲んであとはワイワイ。今年の良かった山行、来年行きたい山の話で盛り上がりました。いい忘年会になりました。
仕事の後のビールはうまい
窮屈だけど楽しいね
おなかがいっぱいになったらテントに戻って就寝です。私は隣人のいびきで一睡もできず、えらい目にあいました。(なんでいびきをかく人はあんなに早く寝られるのだろう・・)
2日目へつづく