鈴鹿 東多古知谷 沢登り 初心者沢講座 2021.05.29
百間滝下でいつもの記念撮影
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
<コース>
鈴鹿スカイライン(8:10)~東多古知谷(8:15)~百間滝下(9:30)~10m滝(9:55~11:05)~表道合流(11:50)~山上公園(12:05~12:40)~表道~堰堤上・懸垂下降練習(13:30~14:45)~鈴鹿スカイライン(14:50)
剱岳へ遠征予定でしたが、天気が悪くまたもや鈴鹿の沢へ転進。もう残雪山行はおしまい、沢へ完全に切り替える事にしましょう。今日の行先は初心者入門の東多古知谷。新人3人といつものメンバー3人、計6人での遡行です。
新人3人のうち2人はロープを使う沢登りは初めてなので、基本的な事をレクチャーしてからスタートします。今日は距離も短いし時間に余裕があるのでじっくり説明します。
まずはロープワークの基礎を説明
ガードレールを使って確保の理論を説明
レクチャーを終えたら遡行開始。堰堤の上から入渓しいきなり巨岩の乗越から。バランスが要求される所はスリングを出して補助します。
遡行開始
いきなり大岩の乗越からスタート
そして最初のアトラクション15m滝。滝の左側をロープを出して登ります。カムで中間支点を取り、シャワーで登って行きます。滝上は立木で支点。
すぐに15m滝
バンドから直登
ロープで確保
その上の百間滝は記念撮影をしてから右から巻き上がります。なべちゃんのルート取りがちょっと渋くて緊張しました。(もっと回り込めば簡単に巻けるのに)
百間滝
記念撮影
左岸から巻き上がる
百間滝の上からは鎌ヶ岳がきれいに見えます。ナメを少し登ると第2のアトラクション10m滝です。
百間滝の上から鎌ヶ岳
少し登ると
10m滝
ここは巻けば簡単に通過出来るのですが、全員登ってみたいという事でロープを出してトライします。なべちゃんリードの後、上からの確保で順番に登って行きます。
ロープを出して全員直登
ここ離陸と上部の乗越が少し難しいので新人さんは苦労していました。最後はロープを掴んでのごぼうでしたが、みなクリア。よく頑張りました。
さあ、がんばって
その上は表道と合流するまで、小滝が連続する楽しいゾーン。ロープを出さずに思い思いに登って行きます。最後の方はみんな登り方も様になってきました。
その上は連瀑帯
小気味よく登って行く
フリーでガンガン登る
だいぶ様になって来たね
表道と合流したところで丁度お昼前。今日は天気もいいので山上公園まで上がってお昼にします。ハーネスにヘルメットガチャを付けた我々は若干場違いな感じがしましたが、思ったよりも人が少ないのであまり気になりませんでした。(私は人が多くても気にしないのですが)
今日は山上公園でお昼
帰りは表道をスタスタと下ります。小一時間でスカイラインに着いたので、堰堤で懸垂下降の練習をします。垂直に近い堰堤をいきなり降りるのは、新人さん達にはハードルが高かったようで、ハーネスに体重を預けるのに苦労します。
え、ここを降りるの?
それでもゆっくり時間をかけて何とか降りる事が出来ました。(2回目やりたい人と聞いてもだれもやりたいとは言わなかったですが・・)
とりあえず下りてみよう
緊張の初懸垂
行きまーす
そんなこんなで東多古知谷の初心者沢講座は無事終了。ロープワークをしっかり覚えていろんな沢へどんどん出かけましょうね。参加の皆さんお疲れ様でした。