八ヶ岳 赤岳 県界尾根 雪山テント泊 ② 2021.01.03-04
青空へ向かってラッセル
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
八ヶ岳・積雪期登山
<コース>
大天狗(7:40)~標高2800m(11:10)~大天狗(13:00~14:00)~小天狗(14:50)~県界尾根登山口(16:10)~清里スキー場P(16:25)
前日の記録
翌朝、天気予報では昼前ごろに風が収まる予報なのでテントでしばらく待機。7時半頃に出発します。空には青空が広がり風も心配したほどではありません。待った甲斐がありました。モフモフの雪をラッセルしながら登っていきます。
二日目出発
赤岳山頂が見えた
モフモフとラッセルしていく
梯子のある核心部手前でアイゼンを装着。ルートを探して手間取っている間に早朝出発した単独の若者に追い抜かれました。おかげで梯子への取り付きのトラバースもすんなり。道は雪ですっかり見えなくなっていたので、初見ではわからなかったかもしれません。
梯子への取り付き
梯子を上り切ってからは本格的な腰から胸ラッセルが始まります。単独の若者と交代しながら道を切り開きます。同じ八ヶ岳でも西面と東面ではこんなにも違うんですね~。
梯子と鎖場を越えて
急斜面を登る
胸ラッセル
メンバー順番に先頭を交代しながら進みます。雪は深いですが軽く、ピッケルで雪を搔き分けながら進む事が出来ました。夏道は凹状になっているので雪が深く、ついついハイマツの尾根に乗ってしまいます。
ハイマツの尾根に乗る
山頂までもうすぐ
こうじさんも頑張る
青空へ向かってラッセル
ハイマツの尾根をまっすぐに山頂に向かって突き進みます。本来の登山道はどこかでトラバースしてように思いましたが、深雪をついつい避けてしまったようです。いつの間にか展望荘も下に見えるようになってきました。
高度感出て来た
展望荘が眼下に
しかし、山頂まであと100mの所で岩場にぶち当たりました。時間的にもそろそろタイムリミット。仕方が無いのでここで引き返します。
山頂まであと少し
ここで引き返しましょう・・
急な尾根を下るのは少し緊張感がありましたが、トレースがあるので楽ちんです。梯子、鎖場の難所を超え一息ついたら、テン場まではすぐでした。
残念だけど下山します
トラバースも慎重に
あー山頂行きたかったなあ
テントを撤収したら再び来た道を戻って清里スキー場まで。何とか暗くなる前に車に着くことが出来ました。
県界尾根を下る
真教寺尾根と天狗尾根(いつか行きたいなあ)
登山口に到着
新年一発目は山頂こそ踏めませんでしたが、絶景とパウダーラッセル祭りの楽しい山行でした。今年もいろんな所にたくさんの仲間と出かけられるといいなあ。参加の皆様ありがとうございました。