鈴鹿 矢原川本谷 沢登り 2020.04.04
下不動滝80m
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部4名
<山域・形態>
<コース>
坂本棚田P(8:30)~矢原川(9:20)~下不動滝下(10:45)~上不動滝下(11:30)~Ca720二俣(12:50)~鷹ノ巣尾根~仙鶏尾根(13:20)~坂本棚田P(15:40)
<登攀具>
30mロープ、カム
当初は会のイベントで鈴鹿セブンマウンテン縦走の予定でしたが、例の騒ぎで大人数集まる会山行は自粛。その代わりと言っては何だけど4人で鈴鹿の矢原川に沢登りに出かけました。
集合場所の坂本棚田の駐車場についてびっくり。車を停めるところが無い程の大盛況です。あとで聞いた話では近くにミツマタの群落があり、開花時期には路上駐車で溢れかえる程の混雑になるらしい。ちょうど今はその開花時期、このミツマタ人気にはちょっと驚きました。
坂本棚田の駐車場
沢装束に身を固め、場違いな感じで坂本集落の中を歩いていきます。桜はちょうど満開。のどかな田園風景に癒されます。獣除けの柵を超え林道に入ります。
桜が満開
林道を30分程歩き、茶畑マークの手前から谷におります。なんとそこにもミツマタが咲いていました。杉の植林の中に花が咲いているなんてなんだか変な感じです。
ミツマタの花
入渓後、しばらくゴーロが続きますが、ほどなく滝が現れます。5~6mの小滝をいくつか超えると下不動滝の前衛20m滝です。ここは(気温が高ければ)爽快なシャワークライミングを楽しめる滝です。なべちゃんは迷う事無く、喜々として登り始めます。
滝が現れる
上手く水流をかわして登る
連瀑
下不動滝前衛の20mを登るなべちゃん
あくまでも水線に拘る
日差しがあるものの、気温十数度の中でのシャワークライムは見ているだけで寒い。女子メンバーは迷わず右岸からの巻きに切り替えます。
フォローの私も意を決して登りますが手が悴んで仕方がない。中間支点を全部回収した時点で左の巻き道に避難します。まだシャワーを楽しむには少し早いかなあ・・。
フォローで登るも冷たい~
不動下滝80mを下から眺めて左岸から巻き上がります。高度感はあるけど落ち葉スリップに気を付けて慎重に登れば大丈夫。でも一気に80m登るのはきついなあ。
下不動滝
下不動滝の上は一旦平流になりますが、少し進むと再び連瀑帯。不動上滝の下で記念撮影した後、右岸の登山道?を使って巻き上がり、法印のコバの近くでのんびりお昼ご飯にします。今日は日差しもあってポカポカです。
上不動手前の連瀑帯
上不動滝
法印のコバの傍にあった石仏
お昼ご飯の後はミニゴルジュに突入します。日差しが谷の底まで差し込んで水の美しさが引き立ちます。積極的に水につっこむなべちゃんと、積極的に水を避ける他の3人。それぞれの楽しみがあっていいですね。
ミニゴルジュ
突っ込むなべちゃん
かわす我々
日差しが明るい
上手く水をよけて
ミニゴルジュを超えると二俣を右に行き、水が枯れた辺り(標高730m)で左岸の鷹の巣尾根に乗ります。明瞭な踏み跡をたどって仙鶏尾根に出たところで小休止。
Ca730の二俣
あとはアップダウンの仙鶏尾根から野登山手前の鞍部から坂本に下っていきます。林道終点辺りはミツマタの大群落。しばしメルヘンな雰囲気を楽しみ、来た道を戻ってゴールです。
登山道を下って
またまたミツマタ
メルヘン~
着替えていると警察官から職質されたり、骨折リハビリ中のつよっさんが自転車で現れたりと、最後まで賑やかな山行になりました。参加の皆さんありがとうございました。
つよっさん登場
今回のコース