晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

比良 八池谷 初級沢転じて5月の初泳ぎ 2015.05.17

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  大摺鉢

 

<メンバー> サークル 5人

 

<山域、形態> 比良 沢登

 

<コース> ガリバー旅行村(8:50)~入渓(9:30)~魚止滝(9:55)~障子滝(10:10)
    ~空戸のゴルジュ(10:20)~大擂鉢・昼食(12:10~13:10)
    ~七編返しの滝(14:10)~一枚岩の滝(15:40)~広谷分岐(16:10)
    ~ガリバー旅行村(17:45)
    
<天気> 晴れ

 

 今日はサークルの初級沢企画。いつもは鈴鹿でやっているが今回はちょっと趣向を変えて比良の名渓、八池谷に行くことに。難易度的にも初心者用にちょうど良いと思ったのだが。

 

 新名神を走り琵琶湖大橋を渡り、ガリバー旅行村へ。比良は鈴鹿と同じ滋賀県の山なのにアプローチほぼアルプス並。出発準備が出来たのは9時近くになっていた。

 

 オートキャンプ場施設を抜けて林道を少し歩き、沢が近くなってきたところから入渓。堰堤を超えると魚止滝だった。

 

 

 

 障子滝は登山道と交差していて黄色いアングルが岩につけられていた。登山靴のおじさんが滝を登っているのを見て一瞬、びっくりしてしまう。梯子を使って滝を巻き上がるといよいよ空戸のゴルジュに突入。

 

 

 

 

 ゴルジュの入り口は腰までありそうな深みだったので懸垂下降で進入する。今日、初沢のMるちゃんはちょっと緊張していたが、Sぶちゃんのサポートもあってうまく下りる事が出来た。

 

 

 

 最初の斜瀑はみんな笑顔を通過できたが、そのうえに泳がなければいけない淵が現れた。うーん、ここから戻るわけにもいけないので泳いでもらいましょうか。比良といえど、5月の水はまだまだ冷たく、みんなには悪いことしたかな~。

 

 

 

 その後もロープを出したり、すったもんだしながらゴルジュを進む。結局、ゴルジュを抜けて大擂鉢に出るのに2時間弱もかかってしまった。ここでお昼休憩。

 

 

 

 今日は、初沢の人もいるので少しでも沢の楽しさをアピールしようと釜揚げうどん(そうめんはまだ寒いので)を準備した。日帰り山行でもみんなでワイワイご飯を作るのは楽しいなあ。

 

 

 ゆっくりとお昼ごはんを楽しんだ後は遡行再開。大摺鉢から上流は名前のある立派な滝を見ながらの遡行になる。元は登山道だった(今は通行止め?)ので巻きは簡単。

 

 

 

 

 

 

 

 七編返しの滝を過ぎるといったん平凡になり、黙々とゴーロを歩く事になるが、まぼろし滝、一枚岩の滝がアクセントをつけてくれる。いい加減、時間が気になりだした頃に広谷分岐に到着。登山道を使って大擂鉢経由で下山すると1時間半で車まで戻ってこれた

 

 

 

 

 

 八池谷は初級観光沢と思っていたが、空戸のゴルジュは中々の迫力で面白かった。でも初沢のMるちゃんやSブちゃんに5月の水泳をさせてしまったのは申し訳なかった。でもまた沢へ行きたいと言ってくれたので大いにほっとした。
 
 参加のみなさん、本当にありがとうございました。暑くなってきたらガンガン行きましょうね。