晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 ホタガ谷 3級沢再挑戦 2016.04.10

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見ているとヒヤヒヤ

<メンバー> サークル 4人+1人

<山域、形態> 鈴鹿 沢登

<コース> 宇賀渓(8:20)~ホタガ谷出合(9:00)~ホタガ谷遡行
    ~別れ滝(15:00)~ホタガ谷道~宇賀渓(16:15)

<天候> 晴れ

 鈴鹿唯一の3級沢(?) 、その昔、日本百名谷に数えられた宇賀川のホタガ谷は下流部のゴルジュが見所だ。実は2010年に遡行しているが、そのときは殆どセカンドで登ったので今度は自らの力で登りたくなった。当初はEっちゃんと2人、個人山行で臨む積もりだったが同行したいというメンバーが現れたので急遽サークルの山行に。

 いつものように林道を歩き、つり橋が流されてしまったところから入渓。入り口の5m滝で軽くウォーミングアップの後、いよいよゴルジュに突入。




 入り口には最難関の15m滝だ。6年前より少しは登れるようになっているし、靴もラバーに変わっているので楽勝かな、と思って取り付いてみたらこれが怖いのなんの。岩はヌルヌル、傾斜はきつい。何とか残置ハーケンにランニングをとり、小さなハングを乗り越して滝上に。緊張のあまり足が痙攣してしまった・・。続いて後続を確保するが、みんなスルスルと上がって来たのでちょっと悔しい。



 次に現れるのはほぼ垂直に落ち込む10m滝。ここも左側のほぼ垂壁を登る事になるが、初端の滝でやり尽くした感たっぷりになってしまったのでZろーさんにトップをお願いする。Zろーさんは流石の登攀力でサクっと登ってしまった。




 ただ問題がその上の滝の巻き、前回の記録ではショルダー+FIXロープで越えていたので今回もZろーさんにフリーで登ってもらいロープをFIXしてもらう。いざ、自分が登ってみると岩が予想以上にボロボロで少しでも触ったらガラガラと崩れていく。これはいかんという事で後続は確保に切り替えるがここはみんな苦労している。結局、ゴルジュを越えるのに4時間以上かかってしまった。まだまだだなあ・・。


 登山道と沢が交差しているところで昼食を取り、遡行再開、とはいっても後はフリーででて来る滝をバシャバシャと越えていくだけ。時々シャワーを楽しんで登っていく。分れ滝が現れるが今回はじっくり時間をかけて登る時間も無いので遡行終了。登山道(現在は廃道)で宇賀渓までもどって終了。











 登山口には何故かTBっちが現れ、いろいろと事件があったけどそれはまた別の話。参加のみなさん、ありがとうございました。