鈴鹿 鬼ヶ牙 クライミングレスキュー講習(日) 2021.11.28
介助されてみる
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 8名
<山域・形態>
鈴鹿・訓練など
<コース>
鬼ヶ牙麓の岩場
クライミングレスキューの2日目。といってもメンバーが入れ替わるので昨日と同じ事をもう一度繰り返します。まずはリードビレイ時の自己脱出。
どうだったけ?
仮固定出来たかな
荷重移動
その後も、セカンドビレイ時の自己脱出、懸垂下降登り返しをやって昼食休憩。今日は天気も良くて雨中断がないのでサクサク進めます。午後からは昨日できなかった解除懸垂。
今年も沢登り中に肩を脱臼したメンバーを解除懸垂で下ろす事があったのですが、バランスがとり辛く、ずいぶんと苦労しました。まずは要救助者に寄り添って下りる振り分けをやってみます。
救助者と要救助者の位置関係を色々試しますが、片手で要救助者の姿勢を安定させながら片手でビレイデバイスの操作をしないといけないのでやっぱりバランスが悪い。
解除懸垂
体格差があっても難しい
たまには介助されてみる
この人は笑ってみてるだけ
次にカウンターラッペルを試してみます。この方法は救助者と要救助者がそれぞれ1本のロープにぶら下がる事になるので安定します。要救助者の体を支えなくても大丈夫でした。(あくまでも要救助者が歩ける場合)
カウンターラッペル
体格差があっても大丈夫
最後に1/3を組んで実際に引き上げをやってみましたが、ロープ屈曲ポイントで摩擦を減らす対策を取らないと一人で引き上げるのは相当厳しい事がわかりました。プリーはイザという時のために必要ですね。
実際に引き上げるのは大変だ
2日に亘った練習はこれで終了。普段めったに使わない技術なので忘れてしまう事が多いのですが、こうして時々確認する事の大切さを改めて感じました。
参加の皆さま、お疲れ様でした。