晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北アルプス 前穂高北尾根① 2019.06.01

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青空と穂高岳

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4名

 <山域・形態>

北アルプス・岩登り 

 <コースタイム>

上高地(8:50)~横尾(12:00)~涸沢ヒュッテ(15:40)

 

 去年から何度か計画してはいろいろな事情で流れてしまった前穂北尾根。今シーズンはロープワークトレを繰り返し、満を持しての挑戦だ。

 

 夏は順番待ち行列が出来る程の人気コースなので、残雪期、梅雨入り前、尾根の雪が溶けてノーアイゼンで登攀できるという絶妙のタイミングを見極めなければいけない。

 

 最新の記録や山小屋のHP、気温や降雨量を見ながら思案の日々、何とか行けそうだなと思ったところ木曜日にまさかの降雪・・。まあ、ダメなら撤退すればいいやと思いながらメンバーに決行を連絡する。

 

 アカンダナからバスに乗って上高地に到着。6月の今の時期はGWの喧騒が信じられないくらい静かだ。残雪テント泊のさっこ&おすぎコンビと一緒に涸沢までのんびりハイク。徳沢あたりではニリンソウの群落が見事だった。

 

 

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上高地はいい天気

 

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河童橋から穂高

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明神岳

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ニリンソウ

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徳沢

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横尾大橋

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横尾山荘

 本谷橋を渡り、横尾本谷との出合を見送った辺りから雪が出てくる。1か月前と比べる雪はずいぶんと減ったがまだしっかり残っているなあという感じ。谷が大きく右にカーブしてくると前穂北尾根や奥穂がちらちらと見えてくる。今日のゴールの涸沢ヒュッテも遠くに見える。

 

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本体橋

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ちょっと休憩

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前穂北尾根の末端が見えた

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まだ雪がたくさん

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涸沢ヒュッテ(見えたけど遠い・・)

 

 見えているのに中々近づいてこない涸沢ヒュッテに辟易しながら何とか到着。受付をすませ、まずはテラスで乾杯。GWはここまでたどり着けなかったのでちょっとうれしい。

 

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涸沢ヒュッテに到着

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まずは乾杯


 この時期の涸沢は宴会目的のパーティーが多いようで、テラス上は一升瓶や家庭用カセットコンロを持ち込んで大騒ぎ・・・。ああ、ここはまだ下界だもんな。

 

 日も傾き、思ったより寒くなってきたので宴会はお開き。私はさっこ&おすぎのテントに居候になるので、小屋組と分かれてテン場へ向かいテント設営。

 

 夕食を食べたら小屋組のメンバーと打ち合わせをしようと思っていたけど、さっこ特性カレーを食べたらあえなく沈・・(これが翌日大きな影響を及ぼすとは・・・)。

 

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夕食のカレー

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おつまみベーコン

 

つづく