晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

雪上訓練 in 琵琶湖バレイ     H20.01.13-14 雪時々曇り

1月の13日、14日と比良山系蓬莱山の近く、ビワコバレイスキー場にテントを張って雪上訓練を受けてきました。

山友のEちゃんの知り合いにガイドさんがいて、運良く雪山の基本技術を教えてもらえるという事なので、いそいそと琵琶湖の反対側まで出かけたのでした。

しかし、山のふもとは雨・・。スキー場に上がっては見たものの、ガスと降雪で行動もままならず、小女郎が池の近くにテントを張る予定が、スキー場のゲレンデの真横(ちびっ子広場みたいな場所)にテントを設営する事になりました。

イメージ 1
 ゲレンデの横にテント

ピッケルの使い方を少し練習しましたが、雪と風で訓練も思うように行かず早々に終了。夕方の5時過ぎには各自テントに入って食事の後、就寝・・。
いくらなんでも早すぎますよね。

6時過ぎまではスキー場のBGMやアナウンスがなっていましたが、7時を過ぎると風とスノーマシンのうなる音だけが響き渡ります。
ウイスキーも文庫本も持ってこなかったのでとても長い長い夜になりそうです。ろうそくの灯りとNHKラジオだけを頼みに、長く寒い夜を耐えます・・。

イメージ 2
 ろうそくの灯りが暖かい

でも、前日の新年会で飲みすぎ、寝不足だったのでなんだかんだいって10時間近く寝ていたことになります。スキー場のリフトが動き始めてからようやくシュラフから抜け出します。

イメージ 3

二日目は風も収まり、訓練日和です。夜の間中降り続いたと思った雪はあまり積もっていません。なんだか期待はずれです。
時折、雲が晴れ、眼下の琵琶湖がくっきり見えました。

イメージ 4
 琵琶湖

ザイルでお互いを連結して、滑落時に確保する方法を練習します。斜面でわざとこけたり滑ったりしなくてはいけませんが、雪が少ないので転んだ時に体にダメージが残ります・・。
お昼過ぎに訓練終了。山肌の樹氷がきれいでした。

イメージ 5

帰りは1号線経由で亀山を抜けて帰ります。途中で見た鈴鹿の山々に雪の気配はまったくありません。
せっかく気温が下がっても雪は降らなかったようです。

せっかく身につけた技術も復習する場所が無かったらすぐに忘れてしまいます・・。
いっちょ雪のある高い山にでも挑戦してみますか。