晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 石谷川 沢登り 恒例、夏の水遊び 2022.07.02

白糸の滝 童心に帰って遊ぶ
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 9名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

鈴鹿沢登

 
<コース>

石水渓(7:50)~白糸の滝(8:25)~頂礼井戸の滝(9:50)~ダイブの滝(10:45)~昼食(11:35~11:55)~七つ釜(12:00)~白雲の滝(13:05)~5m滝(14:20)~遡行終了点(15:25)~登山道~白糸の滝(16:10)~石水渓(16:50)

 

 暑くなってきたら鈴鹿で楽しく水遊びをという事で毎年恒例の石谷川、通算18回目の遡行になります(相変わらず好きだなあ・・)。今年も9名の参加で賑やかになりそう。

 

<2021年の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 いつものように石水渓谷の駐車場に車を停め、望仙荘の横からキャンプサイトを横切て入渓します。

 

今回の駐車地

 

 サイトにはキャンプをしている人たちが我々を何者?って感じで見ています。最近のブームで鈴鹿の(嘗ての)マイナーキャンプ場にも多くの人が訪れているようです。

 

 まずは左から堰堤を越えますが、いつも利用していたアルミ梯子が撤去されていました。キャンプサイトを横切るルートはよろしくないのかなあ。

 

まずは堰堤を越える、水量は少な目

 

 堰堤を越えたらミニゴルジュ。今日はもう暑いので水に入っても全然寒くありません。ああ夏が来たな~って感じ。

 

さっそく水と戯れる

 

 白糸の滝には立派なターザンロープが設置されていたので遊びます。水位が低く釜が浅くなっているので着水にはちょっと気を使いました。楽しい~!。

 

ターザンごっご

 

 ひとしきり遊んだ後は滝の右側をロープを出して登ります。時間短縮の為にアセンダーを使いました。

 

白雲の滝

 

 その上の三ツ渕も積極的に泳いで行きます。今日は2チームに分かれての遡行。後続チームと少し間が空いたので大堰堤の手前で待ちながら小休止。

 

三つ淵も泳ぐ

気持ちいいねえ

大堰堤の下で後続を待つ

 

 大堰堤を登山道で巻いて再び入渓。頂礼井戸の滝では水流右のリッジに取り付くとあと少しで登れそうでした。しかし、怪我をしても面白くないので途中で釜に飛び込み、定石通り右の岩棚から巻き上がります。

 

頂礼井戸の滝

もう少しで登れそう

 

 その上の岩間滝ゾーンも水が少ないので簡単。みんな自分でルートを探りながら登って行きます。

 

岩間滝も各々のルートで

 

 この辺りは9人ほぼ一緒になってワイワイと進んで行きます。すると程なくダイブの滝。水位が低いので水深を確認(2mぐらい)した後、少し低いと所から試しに飛び込んでみます。ちょっと足が着きましたが底は砂地だったので問題なし。みんな次々と飛び込みます。

 

ワイワイと進んで行くと

ダイブの滝

次々と飛び込みます

 

 でもやっぱり前回の愛知川で飛び込みにビビッていたおけいさんとまひろ君は飛び込めません。頑張って来年は飛べるようになってね。

 

ビビるおけいさん

そしてまひろ君

ラッコ泳ぎを教わるまひろ君

 

 そしてお昼ご飯を食べた後は七つ釜に突入。でも、早過ぎた梅雨明けのせいか水量が少なく、拍子抜けの感じ。水線もあっさり突破出来てしまったのでCS右のルートと2ルートに別れて越えて行きます。

 

七つ釜、水量少ない

水線ルート               CS右ルート

 

 白雲の滝もいつもの右ルートとは別に滝身の左側のルートにも挑戦。ヌメリはあったものの上手く登ることが出来ました。これでずいぶんと時間短縮。誰も巻く事無く全員突破。

 

白雲の滝

水流左のルートを登る

 

 その上の5m滝も水流右のワイドなチムニー状をステミングで登ります。このルートは今まで何回か挑戦しましたが越えられたのは初めて。やっぱり水量が少ないのが影響しているのかなあ。

 

ワイドチムニーをステミングで突破

 

 そして最後のアトラクションの5m滝は滝に左から突破。ここはリードで登れたので自分のレべルに一安心。後続を引き上げ、滝の右側にもロープを出して2ルートで登る事で時間短縮を図りました。

 

5m滝

滝の左から突破

後続は2ルートで

 

 去年はこの5m滝下で時間切れでしたが、今年は時間に余裕が有るので登山道が梯子で降りて来ている所まで遡行します。短いゴルジュを越えたらゴール。

 

短いゴルジュを越えたら

ゴール

 

 あとは登山道を辿って白糸の滝の前に降り立ち、そこから谷を下って堰堤上まで。堰堤を下りるルートは懸垂支点も外されていたので、右にルートを探しましたが、立派な巻き道が整備されていました。(どうもキャニオニングのツアー客を安全に通過させるためのルートらしい)

 

泳いで下る

巻きルートが整備されていました

 

 毎年恒例の石谷川は今年も楽しく水遊びをする事が出来ました。今年は早すぎる梅雨明けに渇水が心配だなあなんて言っていたら、翌日から戻り梅雨のような天気に。早く本当の梅雨明けになって、沢で泳ぎまくりたいなあ。

 

 参加の皆さん、ありがとうございました。