鈴鹿 東多古知谷 沢登り 雨に登れば 2019.06.30
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 9名+1名
<コース>
表道登山口(8:10)~百間滝(9:15)~表道登山道合流(11:10)~表道登山口(12:05)
前日に続き、鈴鹿で沢登り。今日は御在所に突き上げ百間滝を擁する東多古知谷、今回も雨予報に関わらず10人のメンバーが集まった。(どうせ濡れるし他に行くところ無いもんね)
鈴鹿スカイラインの表道登山道駐車場に車を置き、ほんの少し表道を登り堰堤の上に降りて行く。雨予報だったけどまだ空は明るい。
東多古知谷は沢の中がほとんど滝と言っていい程。スタートから巨岩を乗り越えて谷に入って行く。10人もいるとゾロゾロと蟻が登っているようだ。
少し進むと20m程の斜瀑が現れる。ここはロープワークの練習を兼ねて3人チームに分かれて登る。いざ、登ろうとするとロープワークで混乱しフリーズしてしまうメンバーもいて、トレーニングの大切さを感じた。
斜瀑を超えると百間滝。クライマーはここを登ってしまうんだ、すごいな~。我々は一般人なので定石通り右の尾根沿いに少し戻り巻きに入る。踏み跡も明瞭で落ち口にドンピシャで到着。
百間滝の上は癒しのナメゾーン。そしてすぐに滝が現れる。ボルトの打ってある10m滝は、巻き上がった先行メンバーに上からロープを出してもらって、2名が直登り。雨のせいで水量が多くて大迫力。ただ、かなり厳しそうだったので他のメンバーは巻き上がる。
その後も滝が続き、ワイワイと登って行く。左俣に入りこれまた小滝をズンズン登って行くと表道に出た。
少し前から雨も強くなって来たので頂上はパス。表道をさっさと下りて昼過ぎには駐車場へ。谷を除くと結構増水していたのでちょうどいいタイミングだった。
東多古知谷は初心者でも小気味よく登れる滝がたくさん出てきて、しかも半日で登れるので、初心者に沢の楽しさを知ってもらいたい時や時間があまり無いときに遊びに行くにはちょうどいい谷だ。参加の皆さんお疲れ様でした。