晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 東多古知谷 沢登り 三度ワイワイ半日遡行 2020.07.12

御在所 東多古知谷 百間滝

百間滝
 
 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 10名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

鈴鹿沢登

 

<コース>

 

表道P(10:05)~百間滝下(11:50)~百間滝上・昼食(12:10~12:30)~15m滝下(12:45)~表道(14:15)~表道P(15:45)

 

<登攀具>

30mロープ、カム

 

 土曜日の県民の森で天気予報を確認すると何とか沢に行けそうな雰囲気。せっかくなので、ロープワークの復習の出来る御在所の東多古知谷に行く事に。緊急企画にも関わらず、10人のメンバーが集まりました。

 表道の駐車場に車を停め、表道を少し歩き堰堤の左側から入渓。今回も班を3つに分けて遡行します。

 

表道から入る

堰堤上から遡行開始

 

 ゴルジュを少し進むと最初の関門20m斜滝。ここは滝の左を斜上します。練習を兼ねて全員ロープを出して登攀します。

 

いきなりゴルジュ

奥に20m斜滝が

水量はちょっと多いかな

 

 沢、初リードクロさんはちょっと緊張気味ですがさすがの安定した登り。ビレイのさやかちゃんもしっかりといい姿勢。

 

バンドを登って行く

真剣なまなざし

セカンドもロープを引いて登る

支点はいい位置に立木がある

 

 その上には百間滝がドーン。ここは手も足も出ないので記念撮影を撮ってから巻き。巻き道は左岸の尾根を回り込んで杣道を辿ります。

 

百間滝

百間滝

百間滝の上

 

 滝上で昼食を摂ったあと、遡行再開。次のイベントはCa900m近くにある20m滝。右の支谷から巻く事も出来ますが、ロープワークの練習を兼ねて全員がトライします。

 

セルフを取る場所も確認してね

 

 今日は水量が多いのでなべちゃん班は左側からトライします。出だしの一歩がバランシーですが、乗り込んでしまえばホールド、スタンスもあります。なべちゃんはカムと立木を上手く使って登って行きます。

 

滝の左から

ビレイヤーも真剣

 

 いさおさんは水線突破を選択。登りは問題なかったけどロープが水に押されて弛んでしまい、ちょっと冷っとする場面も。

 

水線から攻めるぜ!!!

 

 ラストのくろさんは左から安定した登り。沢靴のフリクションにも慣れて自信がついたみたい。セカンドのさやかちゃんは1歩目の離陸に苦戦。

 

こうやって見ると結構立ってるなあ・・

そこに足置いて

 

 結局全員が登りきるのに1時間班以上掛ってしまいました。みんな手順はマスター出来たので如何にスムーズに出来るかが今後の課題です。あと、もう少し登れるようになると違うかなあ・・。

 

 Ca970mの二俣を左に入り、連続する小滝を超えて行くと表道に合流します。

 

小滝をグイグイ登って行く

もうこの辺はロープ無しで

シャワーが気持ちいい

もうすぐゴールかな

 今日は山頂に寄らず表道をそのまま下山。あっという間にスカイラインに到着しました。

 

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お疲れ様でした

 

 今回は短い沢という事もあって、あえてロープを出して登る事に拘った遡行でした。ロープワークの手順はみんなしっかり出来てきたので、あとはスムーズに行うという事とその場の状況判断が出来るようになれば、更にレベルアップが図れるかな。

 

 みんなで経験を積んで色んな所へ行けるようになるといいな。参加の皆さんありがとうございました。