アップダウンの稜線歩きはきついなあ
<メンバー>
サークル 5人
<山域、形態>
白山 ハイキング
<コース>
晴れ
白山の北に残雪の時期だけに見ることの出来る幻の滝つぼがあるという。雪の中から流れ出し雪の中に消えていく90mの直瀑が作り出す氷の滝つぼ。数年前にこの滝つぼの存在を知り、計画を温めていたがメンバータイミングが揃い、今回やっと実行に移す事が出来た。
出発の5月1日は雲ひとつ無い青空。一旦、スーパー林道のゲート近くまで移動し、まずはスキー場の頂上駅に向かう登山道(地形図の点線)を探す。見つけたそれらしい道は勘弁してって言う位の急登で、食材がぎっしりつまったザックを背負ったメンバーはヒイヒイいいながら登っている。
新緑に雪
スキー場のトップからは奥長倉までの尾根歩き。雪は思ったよりも少なく、いやらしい雪庇があるものの、ほぼ半数以上は土の上。アイゼンは無用の長物になりそうだ。
まだまだ雪原?
雪解けはかなり進んでいる
こんな雪庇もある
新緑の清々とした緑と雪の白、そして雲ひとつ無い青空、足元にはカタクリやショウジョウバカマが花を咲かせ、背中の荷物さえ重くなければまさに天国のような歩き。シカリ場分岐を過ぎ、口長倉まで来ると百四丈ヶ滝があるはずの○○谷の崖と小さく奥長倉の避難小屋が見えた。(遠い~)
アップダウンが激しい
徐々に引き離される
小屋が見えた(遠い~)
元気いっぱいで先行する女性陣を追いかけ、やっとの思いで避難小屋にたどり着く。小屋には今日、百四丈ヶ滝に行ってきたという二人パーティーがおられたので、2階を我々が使わせてもらう事にする。雪は思ったよりも少なく、1階の玄関から出入りできた。
滝の音が聞こえる
ようやく到着
さっそく夕食の準備にかかる。今日もFFさんが腕によりをかけた超豪華メニュー、オイルサーディンのチーズ焼きに豚肉と野菜の白ワイン蒸し。あっという間に平らげ、お腹がパンパンになってまった。
山とは思えない豪華なおつまみ
だいぶ食べちゃいました
あとは夕日を眺めたり、お酒を飲んだりのんびりムード。今日、百四丈ヶ滝に行かれたお二人は滝まで往復6時間もかかったらしい。事前の情報とかなり異なるが、それなりに備えなければいけない。明日は4時起床として、早々に就寝。小屋は暖かく、冬用シュラフでは暑いくらいだった。
2階の出入り口
夕日
<翌日の記録>