晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

城崎にて 二人だけの忘年会   H23.12.28-29

今年は少し早い仕事納め。
例年になく穏やかな(仕事的には)年末年始になりそうです。

それでもクリスマス以降ドタバタが続きましたが、無事年賀状も書き終えた28日
二人だけの忘年会に出発です。

行き先は兵庫県城崎温泉

少し遠いのですが、昨年にはなごんさんがご家族で行かれている記事を見て、
是非行って見たいと考えてしました。

約6時間のロングドライブでようやく辿り着いた城崎温泉は曇ってはいるものの穏やかな感じ。
ここは外湯めぐりが有名なようなのでさっそく出かけます。
宿は温泉街から少し離れているので宿の送迎車で温泉街まで移動です(5分位)。
外湯は全部で7つあるのですが、さていくつ回れるでしょう。

最初に訪れた「一の湯」が定休日だったので隣の「柳湯」に入ります。
木造の風情のある外観の小さめのお風呂です。
たまたま来客のピークに当たってしまったのか非常な混雑でした。
寒いと思い浴衣で来なかったのは失敗でした。(服の脱ぎ着に非常に時間がかかる)

次に訪れたのは地蔵湯です。
ここは比較的大きなお風呂でのんびり入る事ができました。
まあ、お風呂自体は普通の銭湯と同じような感じです。
本来は地域の人たちのお風呂でもあるんしょう。


時間的にはここまででタイムリミット。
夕食に間に合うように帰るには二つが限界でした。
夕暮れが近づくに従って温泉街も灯りが灯り始めいい雰囲気です。




宿に戻ってお待ちかねの夕食です。
今回は少し奮発して蟹が美味しく食べられるコースに設定しました。
実は松葉蟹を食べるのは初めてです。


食事は噂に違わず美味しい物ばかり。
北海道のタラバガニや毛ガニとはまた違った繊細な味で、
多くの人が蟹目当てに日本海まで行くのがわかります。

ただ、蟹を食べる時は無言になってしまうので、せっかくの忘年会なのにお互いの労をねぎらうのが
おろそかになってしまいました。





食事の後は外湯めぐり第2ラウンド、今回はしっかり浴衣に着替え温泉情緒を楽しみます。
温泉街も灯篭に灯が入り、とても幻想的です。

最初は「鴻の湯」ここは露天風呂がありました。この時間はさすがに混んでいません。


次は「御所の湯」ここは観光客向けなのかとても立派なお風呂で、中には滝の流れる庭園がありました。


今日は「まんだら湯」も定休日だったので、入れるお風呂は駅前にある「里の湯」ですが
出たり入ったりでちょっと疲れてしまいました。
残りは次回にとっておく事にして、夜の温泉街をブラブラします。

温泉街にはスマートボールや土産物屋さんなどの昔懐かしい店がありました。
この古っぽく雑然とした感じが「千と千尋の神隠し」みたいとUちゃんは大喜びです。




外湯めぐりを終えて宿に戻ったら23時近くになっていました。
外を歩いて体が冷えたので宿のお風呂に入って温まり直し、ここで初めてゆっくりとお互いの労をねぎらう事ができました。

翌日は早めに出発し、日本三景の一つ「天の橋立て」に寄り道です。
○大がっかり観光地とも言われていますが、雪の残る白砂青松の風景のUちゃんは甚く感激したようでまた来たいと言ってしました。



帰りは小浜から鯖街道を抜けて高島まで、そこから関ヶ原経由で名古屋まで帰ってきました。
運転には少々疲れましたが天気にも恵まれとても楽しい忘年会でした。

また来年もどこかに行けるように二人で頑張ろうね。