晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

天下一連詩会 参戦記

天下一連詩会に参加します



読書ブログで私のお気に入り月野ホネ/ブックレポートの月野ホネさんが主催する「天下一連詩大会」に参戦することにした。

連詩とは、3行×4連の文章を連ねて行く。
連歌の詩形式と思えばいいだろう(ほんとうかな?)。
冒頭の3行は「御題」として付与される。

たとえば今回の御題は下

(A)
  夜歩く
  高い窓
  七つの時計

(B)
  あさ
  絵をかく
  いろんな色のインクで


この御題を一つ選び、後に3行×3連の文章を連ねて行く。
ただし、文章は「本の題名」でなくてはいけない。

まあ、簡単といえば簡単だが、難しいといえば難しい。

まず、本の題名を知らなければ、自分のイメージを形にできない。

これには結構困った。結局近所の本屋を何軒か周り、数社の「文庫解説目録」を入手した。
これって、最近の本屋さんではほとんどおいてませんね~。
特に、レンテルビデオなんかと同時に営業している大型チェーンはだめですね。

昔ながらの本屋で3社分の目録を手にいれ、早速、詩作に取り掛かる。

自分のやり方はこう。(参加者でまだ悩んでいるかたは参考にしてください。)

目録全てに目を通し、自分のイメージに引っかかる本の題を全てピックアップする。
それを、3行×3連に組み替える。

やってみると意外に面白い。

作者もばらばらの「本の題名」だが、自分のフィルターを通した「本の題名」はなんとなく、
詩の一片になっているような気がする。

少し、詩っぽくまとめてみた。

イメージ通りに集め、取り合えず、四苦八苦して何とか。
それにしても面白い試みだ。

皆さんのを見るのも楽しみだ。