晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

積算気温

花はどのように自分の開花の時期を知るのでしょうか。

日照時間や気温が大きく関わっていそうなのは凡そわかるのですが
人間がそのメカニズムを明確に解明するのは難しいようです。

ですが、積算気温を調べるとだいたいの傾向がわかるそうです。
桜の開花予想なんかもこれを一部にこれを用いていると聞いた事があります。

でもって、今年。
記録的な寡雪に季節外れの陽気・・。いつもの時期に花は咲いてくれそうにありませn。
花の咲く時期の予測は山行計画を立てる上で非常に重要な要素となっているので、毎年
頭を悩ませます。

そこで、下のようなグラフを作ってみました。
1月1日からの四日市の平均気温を積算したものです。

イメージ 1
クリックで拡大

今年と同じく記録的な暖冬だった2007年は3月3日に稜線上で福寿草がきれいに咲いていました。
昨年(2008年)は春分の日頃の霊仙の福寿草が見事でした。
この二つから考えると、だいたい積算気温が400℃くらいに到達するのが北鈴鹿福寿草の目安
になるかもです。

今年は2月25日の時点で291℃です。これは昨年の3月12日に相当します。

これで行くと、この暖かさがこのまま続くと3月の上旬には見ごろになるかもしれません。

当るも八卦、当たらぬも八卦、さあどうなるのでしょうか。