天狗滝に到着
<メンバー>
サークル
<山域>
<コース>
朝明~ハト峰~白滝谷~白滝谷出合~天狗滝~七丈淵~ヒロ沢~ハト峰~朝明
夏は暑いと相場が決まっているが、こうも暑いとやってられない。こんなときには清流で思いっきり遊びたい。
とはいいながら、沢登りは未経験。昨シーズンは、沢足袋、防水バック、カメラの防水ケースまで買い揃えたのだが、天候に恵まれずことごとく中止。今年も天気が不安定で当初はキャンプで楽しむつもりの愛知川だったが、日帰りに変更しての決行となった。
朝明Pからキャンプ場を抜けてハト峰への道は通いなれた道である。途中のキャンプ場では夏休みの小学生で大賑わいだ。
林道から沢沿いの道を笹をかきわけながら登って行く。堰堤を何度も巻いてハト峰に付いた時には青空が顔を出す。むちゃくちゃ暑いが、やはり晴天でないと気分が盛り上がらない。
ハト峰ではたくさんの子供たちが暑さに負けずに登っていた。お約束どおり「ヤッホー」とコールすると何処からかかわいいコールが帰ってくる。
大賑わいのハト峰
青空をバックに記念撮影
ハト峰からは白滝谷道を下り、愛知川本流へと向かう。二次林の林の中を緩やかに下って行く。途中、一枚岩の上を水が流れているところでは、暑がりのzenkouさんがガマンできずに体を冷やしている。体から湯気がたってきそうだ。
がまんできなーい!
途中、白滝で休憩し更に下ると水の流れる音が聞こえてくる。愛知川本流白滝谷出合へ到着である。
ここは滋賀県側からの登山道も通じており、絶好のキャンプサイトとなっている。この日も大きな荷物を何往復もテントサイトに運んでいるグループに出会う。
ここは滋賀県側からの登山道も通じており、絶好のキャンプサイトとなっている。この日も大きな荷物を何往復もテントサイトに運んでいるグループに出会う。
このお兄さんたちはセト峠方面から来たらしい。今日はここでキャンプとのこと。見ると奉行さんが槍ガ岳で買ってきたのと同じ「槍T」を着ている。せっかくだから記念撮影。
ペアルック
ここで手早く昼食をすませ、沢シューズ、ライフジャケットの水中モードに変身。白い岩の上を飛んで流れを越えて行くとすぐに両岸が断崖になったトロ場となる。幸い水量も適当なので早速、ザックを浮かべ泳ぐことに。
最初はおっかなびっくりだったが、慣れてしまえば気持ちがいい。泳ぎに不慣れな妻もみんなのサポートでなんとか着いてくる。
トロ場(ゴルジュ)
ラッコも泳ぐ
トロ場を過ぎると左岸に谷尻谷との合流点が現れる。本来であれば二日目はこの谷を登る計画だったようだ。暗い谷の中に2条の滝が落ちている。ここでもみんな滝に打たれたりして遊ぶのを忘れない。
谷尻谷出合
水遊びは楽しい
「まだまだ遊べるところはたくさんあるから」というリーダーの言葉に、再び先を進む。予想に反して太陽の光が渓を明るく照らしている。岩はどこまでも白く、水もどこまでも青い。みんなの笑顔が弾む。
天狗滝の手前のトロ場では、アウトドアの達人「いわなっち」さんの一行と出会う。岩の上で記念撮影し、いよいよ本日のメインイベントである天狗滝へと向かう。
いわなっちさん一行
記念撮影
天狗滝は5mほどの高さの滝だが、大きな滝つぼ(とろ場)と右岸の岩のテラスが遊ぶのに絶好の場所となっており、みんな夢中になって滝に向かって泳いで行く。果敢にも滝の上部からジャンプしたり、滝の裏側へ入ったり、たっぷり小一時間遊びまくった。
天狗滝の滝つぼ
滝の裏側
ダイビング
さすがに体も冷えてきたので岩のテラスでティータイム。次の遊び場「七丈淵」に向けて出発する。七丈淵は夫婦滝がかかっていて、このうちの婦滝のほうは天然のウォータースライダーとなっている。少し疲れてきたがここを素通りする今日のメンバーではない。水中眼鏡をつけレッツゴーである。
川の上でのティータイム
七丈淵スライダー すごいスピード
そうこう遊んでいるうちに、いつの間にか夕暮れの気配。ヒロ沢に到着後、急いで登山靴に履き替え一路ハト峰に向かう。濡れたザックは重く、体温を奪われた体は更に思い。しかし、日没が近づいているので体に鞭をうって登る。明るいうちにハト峰に付いた時にはほっとした。(遊びすぎやで)
あとは、勝手知ったる朝明への道を下るのみ。キャンプ場ではすでに暗くなっていたが、子供たちがキャンプファイヤーの準備をしていた。楽しい夏休みの思い出になるのだろうか。
全員無事下山し、乾いた服に着替えたあとは、夕食がていつもの店に打ち上げに。今日の楽しさを思い返し、遠征組の土産話に耳を傾けていると時間がたつのを忘れるくらい楽しい。
今日はみんなのおかげで楽しく過ごすことが出来た。感謝!