晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 千草街道とイブネテント泊 2018.11.03-04

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千草街道 イヌシデの大木


<メンバー>

<山域、形態>
鈴鹿、ハイキング

<コース>
1日目:甲津畑(9:30)~杉峠(13:00)~イブネ(14:10)~泊地(14:20)
2日目:泊地(7:40)~杉峠(8:30)~コクイ谷(9:55)~根の平峠(10:55)
   ~朝明(12:00)

<天気>
1日目:晴れ
2日目:雨

 鈴鹿の紅葉も見ごろになって来た所で初心者向けのテント泊を企画する。イブネをゴールとして集中登山形式を取ろうと思っていたけど思ったより人数が集まらなくて2チーム編成になってしまった。私は本隊(7名)の千草街道通り抜けチームに参加する。

 朝明に車をデポし、甲津畑へ移動。石榑トンネルのおかげでこういう山行もずいぶんと楽になったものだ。ハイキングに最も適した季節という事で岩ヶ谷林道には既にたくさんの車が停まっていた。

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岩ヶ谷林道をスタート

 最初は整備された林道を歩きゆるゆると高度を上げていく。昔から街道として歩かれていただけあってとても歩き易い。紅葉もいい感じに色づき初めている。

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歩きやすい道

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色付き始めている

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いい感じ

 蓮如上人旧跡を過ぎた辺りからこの街道特有の巨木が迎えてくれる。イヌシデの大木は健在だったが、一反ボウソウはキクイムシのおかげで既に枯死していて、枝が落ちキノコが生えていたのは残念だった。

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イヌシデの大木

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巨木街道

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枯死した「一反ボウソウ」

 一反ボウソウから一登りすると杉峠。そこから右折してイブネを目指す。イブネはテント村の様になっていて、昔の秘境はどこへって感じ。(笹が生い茂っていた頃は私も知らないけど。。)

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杉峠までもう少し

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雨乞岳

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イブネを目指す

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テント村

 我々は喧騒を避け、熊ノ戸平の方へ少し降りた所に設営、のんびり焚火と夕食の準備を始める。で、驚いたのが女子たちがケーキを準備してくれた事。実は3日がまるちゃんの、4日が私の誕生日というのを覚えていてくれたらしい。

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ちょっと照れ笑い

 そして夕食は山の料理人まるちゃんの中華定食。山に中華鍋を持ち込んで八宝菜ならぬ十宝菜と鳥のから揚げ。恐れ入りました。

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山の料理人まるちゃん

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エビを炒めています

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十宝菜

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から揚げ!

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中華定食

 あとはゆっくりと焚火を囲んでお酒を飲みながら楽しいひと時。今回テント泊デビューのメンバーも楽しいでもらえたようだ。

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焼きマシュマロは欠かせません

 翌日は予想に反して朝から雨・・。テントを撤収しガス&雨の中朝明るいに向かう。

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合羽を着て集合写真

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ガス&雨の中、出発

 谷に入ると風も収まり、しっとり濡れた紅葉を眺めながら歩く。仲間がいると雨でも楽しいなあ。

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雨はそれ程ひどくないけど

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紅葉がきれい

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御池鉱山跡

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この辺の紅葉が見ごろ

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雨でも楽しいね

 コクイ谷出合での渡渉も難なくこなし、根の平峠までくれば朝明まではあっという間。

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雨でも美しい

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渡渉気をつけてね

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根の平峠への道

 朝明から甲津畑に車を回収に戻り、R421沿いの食堂で遅い昼食。2日目は雨に降られたけど、久しぶりにのんびりと鈴鹿を満喫する事で出来た。参加の皆さんありがとうございました。