晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北ア 横尾本谷右俣から黄金平② 2018.10.08

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やっぱり槍は絵になるね

<メンバー>

<山域、形態>

<コース>
黄金平(6:50)~乗越(8:10~8:45)~天狗池(9:10~9:30)
~槍沢ロッジ(11:10~11:35)~横尾(12:40)~徳澤(13:35)
~明神(14:20)~上高地(15:15)

<天気>
晴れ

 2日目、朝から快晴。テントの廻りの草には霜がついていたので気温は氷点下まで下がったようだ。

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朝、寒い~

 寒い寒いといいながら朝食を食べテントを撤収。日向を目指してカールを登って行く。

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明るくなったらさあ出発

 段丘の上に出るといわゆる黄金平と呼ばれるカールが一望出来る。雲一つない青空と北アルプスのスカラインが美しい。薄い踏み跡を辿って一番低い鞍部を目指して登って行くと稜線の向こうに要塞のような北穂高岳ゴジラの背のような前穂北尾根が見えてきた。

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カールが一望

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あれが南岳?

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静かだねえ

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前穂が見えて来た

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要塞のような北穂

 そして鞍部を乗り越すと槍沢の向こうに槍ヶ岳がバーン。やっぱり槍はかっこいい。のんびり休憩しながら写真撮影を楽しむ。

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槍がバーン

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槍を眺めながる

 ここからは一般登山道。天狗池で逆さ槍を楽しんだ後は槍沢をどんどん下って行く。槍沢の下部は紅葉のピークで金色に輝いていた。

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天狗池の逆さ槍

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撮影中

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美女二人で

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槍はかっこいいなあ

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槍沢を下る

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紅葉が美しい

 槍沢ロッジから上高地までは修行のような林道歩き。今回は足のそろったメンバーだったので余裕のある時間に上高地に到着。バスの行列にびっくりしたが思ったよりも待ち時間が少なくて一安心。平湯で温泉に入り旅の疲れを癒した。

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喧騒の上高地

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バス待ちの行列

 今回、北アルプスのちょいバリルートでの紅葉見物はピークを外したものの、人が少なく静かな山歩きが楽しめた。まるで街の中のような涸沢の喧騒よりこっちの方が自分の好みだなあ。

 メジャーな山域でも登山道からちょっと外れれば静かな山旅が楽しめる事が判った今回の山行。沢以外にもバリエーションルートにも手を広げてみようかなと思った。同行していただいたお二人さん、ありがとうございました。