奥只見 恋ノ岐沢 ドタバタ転進遡行② 2018.08.13
<山域、形態>
奥只見、沢登り
<コース>
<天気>
晴れ後雷雨
昨日は予定よりも進めたのでのんびりしようと朝寝を決め込んでいたら、何だかザーザーと雨が降って来た。すやすや眠っているTよっさんを起こして出発準備をする。
スヤスヤ眠るTよっさん
沢はすぐにか細くなってくるがまだイワナがウヨウヨ、すごい沢だなあ。水路の様になってきた沢を小滝を超えながら進んでいく。
沢はこんなに細くなる
突然、赤茶けた大滝に行く手を阻まれる。登れるかなあと思いながらルートを探していると、正規ルートは左俣と気づく。危ない危ない。左俣も2段の滝になっていたので今回初めてロープを出す。
行く手を阻む滝
コースは左股
初めてロープを出す
その上も比較的急な傾斜のナメが現れる。スリップすると下まで行きそうなので念の為ロープを出して登る。二日目もなかなか楽しませてくれる沢だ。
ナメが現れる
念の為ロープを出す
中々楽しめる
もうそろそろ稜線(登山道)も近いだろうと思われる所でヤブに突入。最初は薄い踏み跡があったが、やがて背丈を超える笹を手で搔き分けて進む激しいヤブ漕ぎに。結局1時間程ヤブを漕いでやっと登山道に飛び出した。
藪に突入
登山道に上がって見ると一面のガス、そして雨まで降りだした。予定では池ヶ岳から平ヶ岳を超えて中ノ岐林道に降りる予定だったは、雷がかなり激しくゴロゴロ鳴り出した。この雷の中、遮るものの無い平坦な山頂を越えて行くのも怖いので、ここで無念の撤退、予定とは違うが鷹ノ巣登山口へ下りる事に。平ヶ岳の山頂まであと1kmと少しの地点。
やっと上がった登山道では・・・
無念の撤退
後は鷹ノ巣登山口までの長~い下り。雨は降ったり止んだりが続き、回復の兆しは無い。まあこれだけ降ればあきらめが着くというものだ。
雲雲
長い登山道
登山口には16:00頃に到着。車の回収にタクシーでも呼ぼうかと思ったらなんと電波が通じない。恋ノ岐橋まで歩いたとすれば4時間以上かかりそうだ。
途方に暮れていたら登山道で少し話をした愛知県から来ていた方に車まで送ってもらえる事になり一安心。何とか車を回収し登山口まで戻ると車の給油ランプが点滅してしまった。
魚沼からJAFのサービスカーがやって来たのは20時頃。近くにテントを張ってもう1泊したかったが、他のメンバーはもう帰りたそう。結局、温泉にも入れず、食事も出来ないまま帰る事にする。
お世話になった清四郎小屋
食事にありつけたのは安曇野SAで日付が変わった頃だった。そのまま、車を走らせ、夜明け前には帰宅。
参加のお二人お疲れ様でした。
今回のコース