奥只見 恋ノ岐沢 ドタバタ転進遡行① 2018.08.12
<山域、形態>
奥只見、沢登り
<コース>
恋の俣橋(7:00)~清水沢出合(8:50)~オホコ沢出合(13:20)
~Ca1650泊地(16:30)
<天気>
晴れ
2018お盆遠征は7月に行けなかった赤石沢のリベンジの予定だったが、中部山岳は毎日雷雨の怪しい天気予報・・。北に行けば晴天が期待出来るかもと急遽、奥只見の恋ノ岐沢に転進を決める。
登攀具は最低限にし、釣り竿と餌、そして塩焼き用の塩を準備して450kmのロングドライブ。途中ガソリンが気になったが、夜中という事もあり途中のスタンドは閉店。まあ、いくら何でも現地にあるだろうと楽観的に車を進め、銀山平温泉の駐車場で前夜泊。
夜が明けてみると周りは思った以上に何もない・・しかし、スタンドがある町までは1時間近くかかりそうなので、とりあえずややこしい事は後で考える事にして入渓点まで走る。
入渓点
入渓点である恋ノ岐橋には先客の車が一台。釣り師かなあと言いながら準備をして入渓。恋ノ岐沢は黄連谷の様な黄色い水が流れている。
谷の規模はそれ程でもない
水の色が独特
谷はゴルジュっぽくなる事はあるが、泳ぐ事も無く容易に越えて行ける。出て来る滝は大きくて5~6mこれも容易に越えて行けるのでどんどん進んでいく。
ゴルジュっぽいけど容易
泳がなくても何とか
時々平流に
平凡とは言わないまでも余りもにドキドキが無い。期待していた魚影もさっぱりなので(これは別の理由があった)こりゃ失敗だったかなと思い始める。ただ、森は美しく、谷もそれなりに楽しめるので決して悪い沢ではない。平ヶ岳への登路だと思えば納得できるか。
滝は小滝レベル
へつりも難しくない
無理やり泳いだり、ナメに癒されたりしながどんどん遡行していくと、昼過ぎには多くの記録が泊地として使用してるオホコ沢出合についてしまった。ここでのんびりしても良かったが、先が長いのでなるべく進んでおこうという事で遡行継続。
斜滝が現れる
無理やり泳ぐTよっさん
ナメ~
こんなのもある
ここも無理やり泳ぐ
どうかな?
天気は良い
時には泳ぎも
気持ちよく遡行
豪快な斜滝
どんどん超えていく
テン場を探しながら遡行していくと先行パーティーを発見。どうやらそろそろ竿を出して釣りを楽しもうとしていたところに我々が現れたようで、見るからに嫌な顔をされた。
そこは大人の対応で軽く「お先に~」と言って追い越すと向こうも先を越されまいと競争の様な感じに・・・。きっとこの先に当てにしているテン場があるに違いないと我々もスピードアップ。
どんどん進む
谷はどんどん狭くなり、先ほどのパーティーもいなくなってしまった。先に人がいなくなると途端に魚影が濃くなり、膝位の深さにもイワナがウヨウヨ。しかし、テン場適地は全く見つからないまま時間だけが過ぎていくのでそれどころでは無い。
まだ泳ぐのか・・・
そろそろ焦って来た所で2畳ほどの広さの河原を発見。水線からは10cmほどだが、雨が降ったら即撤収という事でタープを張る。何とか焚火を起こしてやっと落ち着けた。こんな事ならオホコ沢辺りで泊まってじっくり釣りを楽しめば良かったと思っても後の祭り。
何とかタープを張る
ご飯はFFさん特製
焼肉丼
何とか焚火も出来ました
つづく