2017年も会の山行活動は活発で、多くの山行が実施されました。ただ、個人的には天候に恵まれず、遠征企画の中止・計画縮小が多く、チャレンジした山行でも撤退もしくは縮小というケースが相次ぎました。
特に沢登りに関しては、「暑い時に日帰りで楽しめればいいか」「経験しておけば何かの時に役に立つかも」ぐらいのメンバーが多く、自ら積極的に沢登りがしたいという同好の士はなかなか増えません。複数泊のチャレンジ沢に同行してくれるメンバーは1~2人。ハンマー、ハーケン、カムなど自らリードをやるのに必要な装備をそろえるメンバーはいません。
ここで、「私のやりたい山」と「会で行ける山」の間に大きな隔たりがある事を実感しました。
自分が大きな沢に挑戦できる残りの時間を考えると、いつまで初級者向けの育成山行を続けていけるのか・・・。
夏や秋の連休は会では無く、個人で好きな所へ行く会員たちを見ていると、どうしようも無い徒労感を感じ始めました。
会員数も増え、活動も活発化、ルールや仕組み作りも一段落したと思います。私に山の奥深さを教えてくれた会への「恩返し」もそろそろいいかなと思えてきました。
沢屋がハイキング倶楽部の代表をやっていくには相当無理があるなあと真剣に考えました。
2017年会全体の山行回数 101回/年 内37回企画