晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

南ア 黄蓮谷から甲斐駒ヶ岳 2018沢泊トレ③ 2018.07.16

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やったー頂上です


<メンバー>
サークル 3人+michi君

<山域、形態>

<コース>
泊地(5:20)甲斐駒ヶ岳(8:259:00)~七丈小屋(10:3011:00)
5合目(11:40)甲斐駒ヶ岳神社(15:30)~尾白川渓谷P(15:50)

<天気>
晴れ

 最終日、長い黒戸尾根の下山があるので早めに出発。雪渓は縁をトラバースする事であっさり回避する事が出来た。

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雪渓の縁をトラバース

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八ヶ岳が浮かぶ

 ここからはルーファイをしながら上流を目指す。基本的に左岸側を進んでいく。前回の記憶もあやふやだが、要所要所は記憶がある。

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基本、左岸側を行く

 前に岩壁が立ちふさがる所でも右側に進路を見出す。谷が広く、地形図からルートを読み取る事も出来ないので、基本、見た目判断。

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ここも左岸側(右側)を進んだかな

 スラブ滝がまだまだ現れるが右側の踏み跡をたどって登って行く。回廊状の岩壁は前回も通った記憶がある。そろそろ谷の水が涸れて来るので下山用の水を確保。

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これも右から巻く

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水を確保

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回廊に行く手を阻まれる

 頭上に稜線が見え始めるが、甲斐駒の頂上だろうか?想定している現在位置からは少し違いような?考えても仕方が無いので登れるところを登って行く。

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あれが頂上か?

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お花がきれい

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景色を楽しむ余裕も

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標高が上がってきた

 途中から前回とは違うルートになってしまったが、FFさんのルーファイも決まってヤブ漕ぎ無しで、山頂直下、鋸岳側の稜線に飛び出した。

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頂上直下の登山道に出た

 そこから数分で大賑わいの甲斐駒ヶ岳山頂へ。今までの静寂から一気に喧騒の中に放り込まれてちょっと戸惑う。

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駒ヶ岳山頂

 しかし好天の山頂は展望が素晴らしく、360度のパノラマを楽しむ。甲斐駒ヶ岳初めてのTよっさんはもう大喜びで走り回っている。

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富士山をバックに

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鋸岳方面

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北岳かな

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千丈ヶ岳

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駒ヶ岳を堪能

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ケーキはご褒美

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全員で記念撮影

 山頂からの景色をたっぷり楽しんだら、長~い黒戸尾根を下山。七丈小屋で疲労の激しいmichi君をFFさんに託し、Tよっさんと二人で先行下山。しかし、何回歩いても黒戸尾根の下山は長くて単調でつらい・・・。

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さあ、下山

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まっこう岩?

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鉄剣と富士山

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前半はアスレチック

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七丈小屋

 結局、山頂から6時間半かけて尾白川渓谷の駐車場に到着。林道の車を歩いて取りに行き、釜無川のデポ車を回収し尾白川渓谷の駐車場に戻るとFFさん、michi君も役時間遅れで到着していた。

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尾白川に戻ってきた

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お疲れ様でした

 近くの温泉で3日間の汗を流し、高速道路SAの食堂で夕食を取る。シーズン序盤に天気に恵まれ、上級沢を遡行出来たのは大きな収穫だった。鋸岳縦走は尾白川本谷を遡行する時に取っておこう。

 参加の皆さんありがとうございました。

鈴鹿ハイキング倶楽部の記録 「黄蓮谷右股から甲斐駒ヶ岳」←クリック

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今回のコース