晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 朝明周辺でビバーク体験 2018.03.31

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上手く張れたかな

<メンバー>
サークル 11人

<山域、形態>
鈴鹿、訓練

<コース>
朝明周辺

<天気>
晴れ

 ロープワークの後は朝明に移動してビバーク体験会。一度日帰り装備で夜を明かすといざという時に慌てないだろうという寸法。みんなツエルトは持っているけど広げた事ないというメンバーばかりなのでちょうどいい機会だ。ルールは日帰り山行で持っていく物だけで対処するとした。(ズルした人もいたけど)

 駐車場から幾分歩いた場所でいい空き地があったのでそこでみんなでツエルトを張る。私は木と木の間に紐を結んで張ったが、ほとんどのメンバーはポールと張綱で張っていた。このやり方は時間がかかるだろうに。

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上手く張れるかな?

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上手く張れたでしょ?

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ちょっとした村みたいになってきた

 ツエルトが張れたら焚火を囲んでの宴会。食事だけはビバークを想定せず、持ち込み自由。お酒も回って楽しいひと時だ。

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ポップコーンが出て来た

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ちょっとハメ外し過ぎ・・・

 しかし、宴会が終わってからの夜は予想以上に厳しかった。気温はマイナスにはなっていなかったが、寒いのなんの。

 持っている物はすべて着込んだが、地面からの冷えが一番堪えた。レジャーシートを地面に敷き、空のザックを背中の下に敷いて寝たけど(マット無し)背中が冷たくて痛くて30分毎に寝返りを打ていたかなあ。当然、ぐっすりは眠れなかった。

 翌朝は明るくなったらツエルトから這い出して焚火を再点火すると、みんな一斉に起きてきて焚火の周りに集まり、開口一番「寒かった~」。まあ、死ななかったので合格でしょう。

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朝の風景

 ツエルト泊は沢で何度もやったけど、フォーストビバークの経験は真夏の鈴鹿で1度だけ。鈴鹿の標高の低い場所でも早春ではこれだけ寒いというのが良く分かった。

 もし、実際にビバークする事になったら横たわるのでは無く、座った姿勢で地面との接触面積を減らし、複数人で一つのツエルトに入るのがいいかなあと思った。これを訓練で試すのはもう少し先でいいけど。

 参加の皆さんありがとうございました。