晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北鎌尾根から槍ヶ岳 ③ 2017.08.27

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大槍の横に小槍、孫槍、ひ孫槍


<メンバー>

<山域、形態>
北アルプス バリエーション

<コース>
独標(9:40)~槍ヶ岳(13:30)~殺生ヒュッテ(15:30)

<天気>
晴れ

<天気>
晴れ

 独標からはいよいよ本格的な岩稜歩きになる。先頭を今回初めてのメンバーで交代で歩き、時々、指示を出す程度にしてルーファイを楽しんでもらう。高度感はあるものの、それほど怖いと思う所は無い。

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槍を目指す

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穴が開いている

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だいぶギザギザ

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ザレザレの尾根

 コースそのものは迷う事もなく順調に進む。北鎌平の手前で大槍からひ孫槍まで眺められる絶好の展望台で写真撮影タイム。そういえばここは前回も写真撮影大会だったなあ。

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西鎌尾根

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小槍、孫槍、ひ孫槍

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高度感が出て来た

 北鎌平で小休止し、いよいよ大槍への登りにかかる。槍の穂先は見上げるようにそびえていて、初めての時は本当に登れるのか?って感じだが、いざ取り付いてみると歩きやすいルートを進めば自然と正解を辿る事になる。

 今回はちゃんと「穂先は近い」のプレートを見つける事が出来た。(前回は通り過ぎ、後続メンバーに教えてもらった)

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頂上の人が見える?

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穂先を目指す

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東鎌尾根が眼下に

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穂先は近い

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石を落とさないように

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振り返る

 チムニーを二つ超えると頂上は目の前。祠の後ろからひょっこり顔を出すとそこにはやっぱり写真撮影の行列ができていた。

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チムニーを登る

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チムニーもうイッチョ

 我々も写真撮影の列の後ろに回り、記念撮影。聞けばTVの撮影隊はまだ到着していないらしい。良かった。下りも梯子の順番待ちが出来ていた。

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やったー頂上

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頂上はすごい人

 槍ヶ岳山荘から続く登山道は登りと下りが交差する所で大渋滞。登りで待っているツアー登山の団体さんが痺れを切らして「登らせてくれ」と叫んでいる。でも、頂上はいっぱいなので下る人が下らないと登れませんよ。

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梯子は大渋滞

 何とか槍ヶ岳山荘に到着すると丁度TVの撮影隊も上がって来たところだった。ロケ隊は20人以上の大行列。TVに出ている人を生で見るとついつい写真を撮ってしまう。

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何だ、あの人だかりは

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24時間TVの撮影隊でした

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うーん、見物人だらけ

 撮影隊の登頂は夕方にするらしい。我々も休憩&土産の物色で大休止。しかし、ここはまるで街みたい。頂上に到着してすぐなのにもう下界に降りて来たっていう感じだ。今日の泊は殺生ヒュッテなのでもう少し下る。

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殺生ヒュッテまで下りる

 殺生ヒュッテは槍ヶ岳山荘の喧噪が嘘のように静かな山小屋。テントを張ったらお疲れ様の乾杯。メンバーがまだハーネスをつけていたので、他の宿泊客から「北鎌ですか?すごいですね」って言われてちょっといい気分。ハーネスは全く使わなかったんだけどね。

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ビールが美味い

 夜は風がバタバタしてちょっと寝つきが悪かった。同じテントのTYっさんとZろーさんが二人とも風邪をひいているようで、こっちもなんだか調子が悪くなってきた。